■V・ファーレン長崎
今まで以上に「まずは守備から」
リーグ戦折り返しの大一番となる今節・大宮戦に向けて、長崎の指揮官はやはり、大宮が敗れた前節の東京V戦(0●2)を大きな指標と捉えているようだ。「東京Vが見せたアグレッシブな守備は大宮のボール回しに大きな影響を与えた。次の試合のポイントはアグレッシブをさらに超えた激しい守備になる」と話しており、ここ5試合無得点と不調を極める攻撃陣に対しても献身的な守備を求めるなど、これまで以上に「まずは守備から入る」という意識が高い。厳しい戦いになることが予想されるが「大宮が引いて守ることはないので、長崎の良さが出しやすい。スキがないことはない。シュートの意識を高く持ちたい」(三鬼)と選手は燃えている。(植木 修平)
■大宮アルディージャ
ブレない心で完敗を乗り越える
前節・東京V戦(0●2)は確かに完敗だった。しかし、それが現状の否定につながるわけではない。「今まで失点していなかったぶん、(点を)取られたら思ったよりもバタついた」と渋谷監督が見るように、失点でバランスを崩してしまった点は修正しつつ、積み上げを続けるしかない。「ワンランク上に行くためには、今までずっと言ってきたことをより極めないといけない」(渋谷監督)。敗戦によって得た経験と反省を生かすも殺すも、これからの戦い次第だ。
長崎はコンパクトな陣形でプレッシャーを掛けてくるという点で東京Vと共通する部分もある。ブレることなく戦い抜き、勝利で前半戦を締めくくりたい。(片村 光博)