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浦和独走の理由を探る|独走の理由2

2015/7/4 11:31



大型補強はチーム強化として成功


 今季の加入選手は期限付き移籍から復帰した選手や新人を含めて11人。シーズン開幕前の話題となった浦和の大型補強の大きな理由はACLと並行して戦うためであり、そういう意味でACLでのグループステージ敗退は残念だった。しかし、リーグ戦においてはその補強はうまく作用していた。

 今季、ACLのために1週間早く公式戦を戦わなくてはいけなかった浦和。ACLの開幕前、ペトロヴィッチ監督は「もう1週間あればもっとコンビネーションの精度を高められた」と不満を漏らした。事実、開幕直後はチームとして完成度が低く、苦しい試合が続いた。しかし、ターンオーバーしながらACLを含めて多くの新加入選手を公式戦で起用したことにより、選手の戦術理解は深まると同時に、連戦ながら主力のコンディションも崩れることはなかった。

 新加入選手も全員が満足のいく活躍ができたかといえばそうではないが、武藤とズラタンは1stステージ優勝に大きく貢献。彼らのおかげで昨季優勝を逃した原因の一つとも言えた興梠の離脱も、石原の長期離脱もチームとして大きな痛手にはならなかった。二兎を得ることはできなかったが、チーム強化という視点に立てば大型補強は“成功”と言えるだろう。

EG 番記者取材速報

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