■横浜FC
復調傾向の守備と全体のバランス
第16節から19節までの4試合で9失点していた守備が、ここ2試合は無失点。「最終ラインからFWまでがコンパクトになっているので、速くアプローチに行けているし、カバーも速くできている」と、アンカー役を担う中里は手ごたえを口にした。それは指揮官も同様で、月曜日(6日)の練習ではフィニッシュとそこに至る形に時間をかけ取り組んだ。C大阪に対しては第4節に敵地で0-2と敗戦しているが、前半はペースを握っていただけに「最後の決定力での差が出てしまったが、やれる部分も多かった」(中里)と、悪い印象はない。C大阪を相手に守備の立て直しがホンモノか試されると同時に、前回差が出た決定力の部分を詰められるかがカギとなる。(芥川 和久)
■セレッソ大阪
再び求められる攻撃の再構築
前半戦を終えて首位と勝ち点差12の5位。満足できない成績ではあるが、6月以降は3勝3分と負けなしをキープ。内容的にも右肩上がりで後半戦に向けて巻き返す態勢は整えている。中でも成長著しいのが、直近7試合で2失点の守備。「前からの守備のおかげで後ろは狙いやすくなっている」と山下が話すように、全体として守備の安定感は出てきた。一方で、長谷川アーリアジャスールがスペインのサラゴサへ移籍し、中盤の形も変わった中、ボールの運び方や前線の連係は課題。指揮官も「ゲームを作るビルドアップ。チームのバランスを再修正することが今月のテーマ」と語る。守備の形を継続しつつ、攻撃の形を深めることが今節の課題となる。(小田 尚史)