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2年目のJ3。衝撃の前半戦

2015/7/8 14:44

山口独走。しかしこのままでは終わらない


 J3は全39節のほぼ半ばとなる第19節を終え、今季昇格したばかりのレノファ山口が首位を独走している。15勝3敗でまだ引き分けがなく、1試合平均3得点の圧倒的な攻撃力で“勝ち切る”ところが彼らの凄味。6月にはJ2ライセンス取得の意思表示も済ませ、J3を1季で卒業する勢いだ。

 4連勝で勝ち点を『38』にまで積み上げ、暫定ながら2位に浮上しているのはSC相模原。5月21日に岡山から育成型期限付き移籍で加入したMF飯田涼(21)が、第17節・秋田戦(3○1)で2ゴールを奪うなど、目覚ましい活躍を見せている。

 AC長野パルセイロは暫定3位で、勝ち点37は山口と8ポイント差。日程の関係で2強より消化試合数が少なく、“実質2位”と言ってもいい。13年はスタジアム整備が間に合わず、14年はJ2・J3入れ替え戦で敗れて悔しい思いを味わった。今季は後半戦に向けて札幌から育成型期限付き移籍でDF小山内貴哉(22)を、北九州から完全移籍でFW近藤祐介(30)らを補強し、3度目の正直を期している。

 4位・FC町田ゼルビアは第7節から12戦負けなし。2敗と失点数9はともにJ3最少だ。しかし決め切る部分に難があり、勝ち点は『36』と山口に水を空けられた。昨季はツエーゲン金沢がFW水永翔馬(30)の加入から浮上し、最大で『9』まで開いていた勝ち点差をひっくり返した。今季のJ3もこのまますんなり決着が付くことはないだろう。(大島 和人)

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