
渡西前はJ1通算30試合出場3得点、J2通算31試合出場5得点
スペインで身に付けたモノ「球際の変化を見せたい」
ひさびさの小平グランドでの日々は、かつてと何も変わっていなかった。周りの選手とじゃれ合い、からかわれると、女性ファンを虜にするあの笑顔がはじける。田邉草民は何の違和感もなく、かつての場所に戻ってきている。
現状はまだ、完全に練習メニューすべてに参加しているわけではなく、部分的に全体から離れてトレーニングを行うこともある。「なかなかミニゲームとかに入れてもらえない」と本人は少し物足りないようだが、ここから徐々にコンディションを上げて、マッシモ・フィッカデンティ監督にどこまでアピールできるかが注目となる。
おっとりとした話し方もかつてのまま。ただ、その言葉の内容に変化がある。「スペインで何が変わったかというと、やはり球際でのプレー。自分の課題だったが、向こうではよく言われるように本当に練習からガツガツと激しくいかないといけない。自分も自然と変わっていって、そこの意識はかなり上がった。日本でその変化を見せたい」。
うまさだけでなく、激しさも身に付けた田邉。その変化を2ndステージで目にしたい。(西川 結城)
田邉 草民(たなべ・そうたん)
1990年4月6日生まれ、25歳。東京都出身。175㎝/68kg。國學院久我山高→FC東京を経て13年にスペイン2部のサバデルに期限付き移籍。今季6月にFC東京に復帰。スペイン2部では通算64試合出場5得点。