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J1リーグ 第1節
7/11(土) 18:30 @ U等々力

川崎F
2
0 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
FC東京

Column 試合後コラム

[FC東京]明らかだった“不在の在”。戦術の継続には疑問符

2015/7/14 15:50

 FC東京は2ndステージ開幕戦で大きな課題を突き付けられた。1stステージは2位と躍進して迎えたこの一戦で川崎Fに0-2と完敗。今夏に移籍した、FW武藤嘉紀の“不在の在”は明らかだった。

 今季のFC東京は、武藤の独力での突破と、豊かなスピードを生かしたサッカーへと大きく舵を切った。彼が抜け、攻守で大きな穴がポッカリと空いてしまった。背番号14が先陣を駆るカウンターはチームの代名詞となり、前線からの献身性も大きな助けとなってきた。そのどちらもが欠けたいま、同じ戦術の継続には疑問符が付く。この日も、決定機はセットプレーと、相手のミスによって生じた数回程度。さらに後半は前線からの守備が息切れを起こし、ラインを下げざるを得ない状況に陥った。堅守速攻の象徴を失い、大きな岐路に立たされているのだ。

 主将の森重も、再考の必要性を口にしている。

 「攻撃の形はチームとしても、個人、個人としても相手に怖さを感じさせないといけない。1試合でも早く新しい攻撃の形を作っていかないといけない」 しかしながら、試合は詰まっており、ドラスティックな変更は現実味がない。新戦力のネイサン・バーンズは自らを「攻守で常に貢献できるタイプ」だと語り、武藤との共通項も多いという。だが、合流からわずか数日でフィットは望めない。コンディションや、連係不足に加え、これから本格化する日本の暑さへの順応には苦労を強いられるはずだ。

 武藤と入れ替わりで加入したサンダサ、田邉に加え、平山も復帰すれば、前線のタレントはかなり豊富だ。マッシモ・フィッカデンティ監督が最良な改善策を見付けるまでは我慢が続く。だからこそ、森重は厳しい表情で「得点できなかったことよりも、2失点してしまったことを反省しなければいけない」と語る。堅守を謳いながらも、4月29日の1st第8節・新潟戦(1○0)以来無失点試合がない。ここからの数試合は、代表クラスがそろう守備陣に懸かっている。いまはまだ粘り強く、来るべきときを待つしかない。(馬場 康平)

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