練習中からその大柄でストライドの大きいプレースタイルがよく目立つ。かつてはフリオ・サリナス(元横浜FM)という名FWが日本の地で活躍したが、彼以来となるスペイン人選手がFC東京で少しずつ存在感を高めている。
サンダサはこれまで、母国スペインやスコットランドでプレーしてきた経験を持つ。「スペインではテクニカルで細かいプレーが求められたし、レンジャーズ(スコットランド)時代はパワフルなスタイルが要求された。日本のサッカーの特徴はスピーディーで試合でも練習でもあまりプレーが止まることなく続く」。
187cmの長身FWにとっては、このJリーグの速さは一見苦手のようにも思えるが、実際のプレーを見るとそうでもない。体格を生かした力強いキープ力に、馬力と推進力を兼ね備えた前への突破は十分に通用するレベルにある。「大柄だけど、こう見えて実は足元でのプレーが好きだし、スピードもあると思う。日本の特徴は予想どおりだったから、適応していける自信はある」。そう言って、豪快に笑ってみせた。
好物の寿司はスペイン時代もよく食していたという。「ここは本場だからね、楽しみたい」と生活にも順応できそうだ。今節も途中出場が濃厚だが、試合を経るごとにゴールに近付いているサンダサ。「出場時間が増えれば、さらにゴールに近付ける」。情熱の国のストライカーは、自信たっぷりだ。(西川 結城)
サンダサ(SANDAZA)
1984年11月30日生まれ、30歳。187cm/80kg。スペイン出身。バレンシア・メスタージャ(スペイン)→ダンディー(スコットランド)→ブライトン&ホープ(イングランド)→セント・ジョンストン→レンジャーズ(以上スコットランド)→ルーゴ→ジローナ(以上スペイン)を経て、今年7月にFC東京へ加入。