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J1リーグ 第4節
7/25(土) 19:00 @ パロ瑞穂

名古屋
2
1 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
浦和

Preview 試合プレビュー

勝負はスピード。生かすか、いなすか

2015/7/24 14:38

■名古屋グランパス
言うまでもなく重要な一戦。個と展開の速さを武器に
 サッカーにおける最も有効な得点手段について、西野監督は「コレクティブな速攻」と話す。そしてそれは名古屋がまず目指してきたスタイルであり、同時に「レッズが苦戦しているのも、スピードで勝負されるというところだと思っている」。
 攻守に完成度の高い浦和。ボールを保持される時間が長くなると予想される中、名古屋が勝負するところは個のスピード、展開のスピードだ。ボールを奪ってからいかにスピーディーな攻撃をしかけ、いかに人数をかけていけるか。指揮官は「去年のラストみたいなカウンターが入れば、それはそのままレッズの一番のウィークにつながる」と、昨季最終節(2○1)のハイライトを思い起こした。
 もちろんそのベースにあるのは、アグレッシブな全員守備である。前に出て行く積極性を欠いたことで防戦となってしまった4月の前回対戦(1st第7節・1●2)ではスコア以上の完敗。加えて今節は、大黒柱の闘莉王を出場停止で欠くだけに「先制点を与えると、向こうにはゲームをコントロールする力がある。積極的に粘り強くゲームを進めなきゃいけない」(竹内)ことは間違いない。
 とはいえ、2ndステージは1勝1分1敗。不要なロングボールやボールロストを減らすため、チームは“つなぎの意識”を高めてきており、「みんなで同じ方向を向いて戦えている」(矢田)。とりわけ前節・清水戦(2△2)では10人の状況から2点差を追い付く執念のドロー。選手たちはこの一戦の重要性を口にし、3試合連続ゴール中の川又はこう表現した。
「次、勝つことで(ステージ優勝の)チャンスも広がると思っている」(村本 裕太)

■浦和レッズ
崩れるときはあっという間。だからこそ希求する勝利
 20試合目にして迎えた今季リーグ戦初黒星。「悔しくない選手は誰一人いない」(森脇)。前節、ホームで広島に1-2で敗れた浦和。リーグ記録まであと二つに迫っていた状況でもあった。とはいえ、全34試合の中の一つと捉えれば、毎年シーズン中に必ずあると言える“1敗を経験した”に過ぎない。
 だからこそ、「負けたことに意気消沈しないこと」(柏木)が大切だ。もちろん敗戦した以上、戦術面での反省点はあるはずだが、広島戦も仮に勝っていれば“今季屈指の好ゲーム”に挙げられていたほどの内容だった。結果以外をネガティブに捉える必要も、無理に何かを変える必要もない。
 では実際どうなのか。槙野は広島戦を「プラス材料の多い敗戦だった」とすると、「ほかの選手もそういうことを言っているし、表情を見てもそう」と続けた。少なくとも練習を見ている限り、広島戦の敗戦でチームが暗くなっている様子は感じられない。むしろ引き締まった。あくまで目標は年間勝ち点1位であり、年間王者である。それを再確認できたということだ。ただ、そのためにも連敗しない、敗戦後の試合が非常に重要なことは言うまでもない。
 思い返せば場所は違えど、前節・広島戦の前に最後に敗れたのは、昨季の最終節、今回と同じ名古屋戦(1●2)だ。後半ロスタイムの失点で勝利を逃して絶望した鳥栖戦(1△1)の次の試合だった。崩れるときは簡単に崩れてしまう。選手たちは、過去の経験からそのことをよく分かっているだろう。
 昨季までとの“違い”を見せ続けてきた今季の浦和。その先に1stステージ優勝があった。その力は本物なのか。いま、それを見せる時だ。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

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