C大阪、2位・磐田との勝ち点差を『3』に縮める 2位・磐田と3位・C大阪の直接対決。J2とは思えないほど高いレベルの攻防が随所に見られ、スタジアムを熱くさせた。結果的に、試合開始直後のC大阪の先制点が決勝点となった。7分、C大阪がファーストチャンスを確実に生かす。ボランチの橋本がジェイからボールをカットし、前線のパブロへ。パブロがフェイントで対面した藤田を揺さぶり、背後へスルーパスを出すと、これに反応した田代がドリブルで持ち込み左足でゴールネットを揺らした。さらにその直後の9分にはパブロがポスト直撃のシュートを打つなど序盤はC大阪が決定機を作った。
しかし、それ以降は磐田のペースとなった。22分にジェイがあわやPKというドリブル突破を見せると、34分に同じくジェイが決定的なヘディングシュート。0-1で前半を折り返した磐田は後半開始から宮崎に代え川辺を投入し、より攻撃的にシフトした。70分過ぎからは立て続けにC大阪ゴールに迫ったが、最後まで得点を奪うことはできず。前節・岐阜戦(0●2)に続き、2試合連続の完封負けとなった。名波監督は「2試合連続完封されたことが一番の問題。今後改善しなければいけない」とゲームを総括した。
一方、C大阪にとっては非常に大きい勝利。磐田との勝ち点差を『3』にまで縮めることに成功した。守備に追われる展開となったが、山下・染谷の両CBを中心に粘り強い守備を継続。韓国代表GKキム・ジンヒョンを長期離脱で欠く中、ゴールマウスを守った丹野の奮闘も光った。終盤は茂庭を投入し、5バックへシフト。磐田の反撃をしのぎ切った。パウロ・アウトゥオリ監督は「選手たちの頑張りを心から称え、祝福したい」と価値ある勝利を喜んだ。(南間 健治)