讃岐は第11節・東京V戦(1○0)以来のホームでの勝利を目指して臨んだが、前半の入りは苦しい展開となった。出足が悪く球際の寄せはルーズになり、判断ミスからピンチを招く悪さが目立った。開始直後の1分には高橋祐とGK清水の連係ミスから決定的なピンチを招く。しかし、北九州の井上が決め切れず、讃岐は難を逃れた。
讃岐も8分に電光石火のカウンターでペナルティーエリアにボールを運ぶも、フリーで受けた木島良の足には収まらず、チャンスを生かし切れない。さらに30分にも小澤のロングフィードから木島良が絶好機を迎えるが、これもシュートの精度を欠き、得点には至らず。
しかし讃岐は後半に入り動きが変わり始める。ハーフタイムに北野監督が「来てくれているお客さんに『スゲー』というプレーを見せてほしい」という言葉とともに、活を入れて選手を送り出したのだろう。少しずつ出足が良くなり始めた讃岐は、57分に得意のカウンターからチャンスを作る。岡村のシュートブロックに始まり、中盤で我那覇、永田とつなぎ、最後は永田のスルーパスに反応した高木がPKを獲得。これを木島良が落ち着いて決めた。
その後、北九州は何度もチャンスを作るが、讃岐の堅い守備を崩し切れない。終わってみれば讃岐はシュート数3本、北九州はシュート17本。対照的な数字ながら、軍配は讃岐に上がった。(柏原 敏)