千葉はDF富澤とGK高木の連係ミスから2失点 チームとしてやるべきことをハッキリとさせた熊本が格上の千葉を破り、敵地から勝ち点3を持ち帰った。「前節・東京V戦(0●1)では緩くなっていた球際の部分を取り戻したいということもあり、前からとにかくプレッシャーを掛け続けることでスタートした」という小野監督の言葉どおり、熊本はピッチに立つ11人全員がこのスタイルを徹底。どんなに苦しい時間帯でも、このやり方をブレることなく遂行した。
一方の千葉は自ら犯したミスがすべて失点に直結。しかも、同じ過ちを繰り返したともなれば、勝利をつかむ作業が困難になることは明白だった。
拮抗した展開で迎えた30分。相手からボールを奪った熊本のDF黒木が自陣から相手ゴール前へと大きく蹴り出した。これを千葉のDF富澤とGK高木が目測を誤る連係ミス。このスキを熊本のFW齊藤が見逃さず、先制点を奪ってみせた。
これで得点を奪いにいくしかなくなった千葉だが、35分と37分に迎えたチャンスを町田が生かせない。すると58分にも前半に失点したシーンとまったく同じような形から齊藤に再びゴールネットを揺らされ、リードを広げられてしまう。千葉は62分にネイツ・ペチュニクのヘディングシュートからオナイウがネットを揺らしたが、73分には嶋田が意表を突くロングシュートで3点目を奪い勝負あり。千葉は90分には金井が1点を返すものの、焼け石に水だった。 最後まで集中を切らさず自分たちのコンセプトであるハードワークをやり切った熊本と、自らのミスで勝利を逃した千葉。結果は妥当なモノだった。千葉はこれで5試合勝ち星なし。昇格圏へ再浮上することはできなかった。(松尾 祐希)