北朝鮮戦で逆転負けを喫してしまった日本。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は準備不足を強調していたが、そこから中2日で行われる韓国戦はより言い訳の利かない試合となる。ただ、過密日程もありメンバーが初戦と大きく入れ替わることは確実だ。北朝鮮戦の前日にハーフコートの紅白戦を行ったが、そのときのビブス組がそのまま先発しただけに、北朝鮮戦でそっくりサブ組に回ったセットがそのまま韓国戦の先発になる可能性がある。初戦は途中出場だった柴崎岳も「出る選手によってだが、特徴を生かした攻め方をしたい」と準備を整えており、太田宏介も練習を見る限りは韓国戦の出場は可能のようだ。
暑さを考えたペース配分の必要性など、初戦で得たチームとしての経験は大事にするべきだが、出る選手は約束事をベースにしながら持ち味をしっかり出してほしいところ。それが結局は韓国のディフェンスに脅威を与えることになるし、守備の安定にもつながる。前回大会はドロー発進だったが、齋藤学(横浜FM)や大迫勇也(現・ケルン)といった2試合目のメンバーが奮起して豪州に勝利。再び1試合目のメンバーが3試合目に先発して地元・韓国に勝利した。北朝鮮戦で終盤に投入されながら勝利に貢献できなかった浅野拓磨も「次の試合でチャンスがあれば絶対にゴールを取りたい」と意気込む。また「暑さは相手も同じ条件でやっているので言い訳にならない」と語る丹羽にはディフェンスラインの統率役として期待が懸かる。
ここから2連勝すれば優勝の可能性があり、この韓国戦にかかる重圧も小さくはない。ただ、このタフな戦いの中でしっかりと持ち味を発揮し、勝利につなげてほしいところだ。(河治 良幸)