■セレッソ大阪
反発力が問われるこの試合。守備の修正がテーマ
11試合で勝ち点22。6〜7月は自動昇格圏に迫るペースで勝ち点を伸ばし、第26節で磐田との直接対決を制したことで、2位との勝ち点差を『3』に縮めて迎えた8月。前節、C大阪は愛媛相手に1-2の逆転負け。2位との勝ち点差も再び『6』に広がった。ただし、下を向いている時間はない。第24節で京都に0-1で敗れたあと、連勝して盛り返したように、今節からのホーム2連戦は再び反発力が問われる。前節、13試合ぶりに複数失点を喫したこと、そして、今節の相手が攻撃力のある千葉であることを考えれば、今節は守備の修正が一つのテーマとなる。その意味では、出場停止の丸橋に代わって左SBに入ることが濃厚な椋原、そしてボランチの一角として先発濃厚な秋山といった守備の強さに定評のある選手たちがしっかりと引き締めたい。「前節はもどかしい気持ちがあった。自分や(秋山)大地、新しく入る選手が流れを変えたい」と椋原は意気込みを語る。攻撃陣は玉田、田代、関口、パブロの4人に加えてエジミウソンにもベンチ入りの可能性がある。質・量ともにJ2随一の陣容が整っただけに、何としても千葉のゴールをこじ開けたい。(小田 尚史)
■ジェフユナイテッド千葉
守備に改善の兆し。さらなる自信を得るための勝利を
6月以降の11試合で3勝4分4敗と苦戦。気が付けば、大宮との勝ち点差は『23』まで開いた。 苦しい戦いを強いられることになった最大の要因は守備の部分にある。好調を維持していたころの千葉はコンパクトな距離感を保ち、前線から守備に入ることがチームの共通認識となっていた。ボールを刈り取れない場合でも、パウリ−ニョが中盤の防波堤として立ちはだかり相手の攻撃を寸断させていた。しかし、夏場が近付くと運動量が減少。FWからの守備がハマらず、機能不全に陥った。
前節の徳島戦(1○0)は6試合ぶりに勝ち点3を獲得。その要因は守備のやり方にメスを入れたことだった。「(少し後ろに)守備のブロックを作ることによって相手は攻めづらくなったと思う」と佐藤勇が話すように、全体的に守備のスタートポジションを下げたことで最終ラインが安定。夏場を戦う上で、新たな戦い方を得ることができた。
自信を取り戻しつつある千葉にとって、C大阪から勝ち点3を奪うことがさらなる自信の回復につながる。守備から試合に入り、今後につながる勝利を奪いたい。(松尾 祐希)