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J1リーグ 第6節
8/12(水) 19:00 @ JITス

甲府
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
FC東京

Report マッチレポート

青赤の凄味。離脱者続出も甲府を退ける

2015/8/13 20:09

決定機を作り続けたFC東京。選択肢が減る中で得た重要な勝利
「これが俺たちのサッカー。最後に勝っているのがいまの俺たちなんですよ」。出場のチャンスは巡ってこなかったが、FC東京の吉本はそう話した。傲慢でもなく、自嘲でもなく、この二つの言葉の間のどこかにある、まだ未完成ながらの自信に聞こえた。ドイツ遠征、代表での疲労と増えるけが人で選択肢が減っている中で準備してきたFC東京。立ち上がりは甲府がバレーをサポートする距離感の良さでチャンスを作ったが、15分ごろにはFC東京が主導権を握った。攻撃から守備への切り替えではお互いにプレッシャーを掛けるが、甲府は下田とマルキーニョス・パラナがそれをかわして流れを握ろうとしても失うことが増えて前線との距離が開いていく。FC東京は奪った瞬間に間のポジションを取って、悪くても決定機一歩手前まではボールを運ぶ。ネイサン・バーンズのキープ力も光った。選択肢が減ってもこれができるところにFC東京の凄味がある。前半こそ0-0でギリギリ甲府のゲームプランどおりと言える結果ではあったが、勝利の可能性を高める内容だったのは決定機を作り続けていたFC東京。後半、FC東京に押し込まれながらも勝ち点1を何とか握りしめていた甲府だが、それを手放させたのが松田のクロスを起点とした波状攻撃の中、2日に父親になったばかりの高橋がはね返りを蹴り込んだ62分のゴール。フランクフルト戦でやるはずだったゆりかごパフォーマンスを――ゴールを決めた前田がうれし過ぎて忘れてしまっていた――自らのゴールでできたことは後々の自慢になる。終盤に決定的なシュートを阿部拓に打たれるも、5年ぶりにJ1の舞台に立ったGK榎本が冷静に防いだ。そして、最後に勝ったのはFC東京。これで年間順位は3位、前評判以上のチームかもしれない。(松尾 潤)

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