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J1リーグ 第6節
8/12(水) 19:00 @ デンカS

新潟
1
1 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
浦和

Report マッチレポート

イヤな流れを払しょくしたのは梅崎の一振り

2015/8/13 20:11

この勝利はただの1勝以上の価値を持つモノ
 浦和にとってはイヤな流れだった。4試合勝利がなく、2週間の中断を経て迎えた新潟戦。勝利を求められる試合だが、前線から激しくプレッシャーを掛けてくる新潟に窮し、思うような戦いができない。
 その最初の“象徴”は12分のプレーだった。西川、那須、柏木で後方からボールを回すが思うようにつなげず、タッチラインに逃げる。その直後だった。スローインから一瞬、バイタルエリアにスペースを空けると、山本のミドルシュートが左ポストに当たったところを山崎に詰められ、先制を許した。
 4試合勝利がないチームにとっては大きなダメージになってもおかしくない失点。しかし、浦和は焦らなかった。一度は“失敗”したとはいえ、「新潟が前から来ることは想定していた」(西川)と同時に、「これは絶対に落ちる」(那須)と思っていた。そして実際にスペースが空き出すと、積極的に縦パスを入れてペースを握り返す。そして26分、奪ってから素早く縦につなぐと梅崎のクロスからズラタンがゴールを決めて同点に追い付く。
 後半に入るとより浦和のリズムで試合は進んだ。チャンスを作りながら決められない、いわば過去3試合と同じ展開でイヤな雰囲気もあったが、76分、その雰囲気を払しょくするようなスーパーゴールを梅崎が決め、逆転に成功。その後はオープンな展開になったが、最後まで体を張って我慢し続けた。
 ペトロヴィッチ監督が「両チームが素晴らしい戦いをした」と絶賛したように、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。勝ちゲームだった過去3試合で勝利を逃し、今回勝利したのはある種、辻褄の合わないようなことでもある。だが、そんな試合で勝利を手にしたことはもしかすると、5試合ぶりの勝利と同等以上の価値があることなのかもしれない。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

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