■横浜FC
球際や1対1の勝負でどれだけ強くいけるか
前節・栃木戦を落とし(1●2)、6連敗。左SBが本職の中島をCBとしてプレーさせ、守備時には小池を最終ラインに下げる[3-4-2-1]の新システムは、「守備で(ブロックを)セットしたときには、崩される気はあまりしなかった」(市村)ものの、ビルドアップを奪われてのショートカウンターと、対人での寄せの甘さという課題があらためて浮き彫りになった。2日間のオフを挟んで再始動したチームは、フィジカル練習とともに対人練習を増量。純粋な1対1から、GK付きの6対6まで、ボールへの厳しい寄せ、足を止めずに続けることを強く要求した。「いまさら言い出すのは遅いくらいだけど、そこがウチに足りていないのも事実」と、主将の寺田は素直に認め、こう続けた。「千葉は個人の質が高いから、なおさら対人で厳しく行かないとやられる」。3バックは継続される見通しだが、前線からの寄せが甘くてスペースを与えていては、上位相手に善戦すらおぼつかない。原点に立ち返り、足を止めずにボールを追い、良い形でボールを奪い切って攻撃につなげる。ウイングバックが千葉のSBの背後を取る場面を作れるかがカギだ。(芥川 和久)
■ジェフユナイテッド千葉
課題は明白。チャンスを確実にモノにしたい
直近3試合で千葉は1勝2分と負けがない。前節の長崎戦(1△1)では、加入して間もない松田が移籍後初得点を奪取。前線で起点となり、チームに新しい風を吹き込んだ。
しかし、追加点を奪えない課題は、前々節のC大阪戦(1△1)から依然として未解決のまま。長崎戦では多くの決定機を作り出しながら、最後まで2点目は奪えず。結果として、勝ち切れない原因を自ら作ってしまった。
今節の横浜FC戦で勝利を得るためには、ゴール前の精度を改善することが求められる。特に前節は17本のシュートを放つなど、ゴールへの意識は感じさせていた。自分たちのリズムで攻撃をしかけている際に、決め切ることは必要不可欠だ。「早めに追加点を取ることができれば相手も焦って前に出てくる」(佐藤健)と語るように、チームとしてネットを揺らす重要性は理解をしている。19日の全体練習後には、金井の入れるクロスボールにオナイウや松田が繰り返し反応。キレのある動きを見せていた。チームの課題を今節で改善し、J1昇格への足がかりにしたい。(松尾 祐)