■ザスパクサツ群馬
「中断前の極めて重要なゲーム」
雷雨のため延期となった第27節・岐阜戦の代替試合。第25節・長崎戦(0●1)、第26節・大分戦(0●2)のアウェイ連戦で2連敗中だった群馬は、この延期をきっかけに息を吹き返し、最近3試合で2勝1分。暫定ながら11位までランクアップし、チームのモチベーションは著しく上がっている。攻撃では、エース江坂がCKから2戦連続ヘッド弾を決めてゴール量産態勢に突入。小林竜、吉濱、オリベイラら2列目の動きも軽快だ。一方、3試合で1失点の守備はGK富居を軸に安定感が増す。今節は過去2戦、累積警告で出場停止だった主将・松下が復帰するのも心強い。服部監督は「天皇杯中断前の極めて重要なゲーム。ここで勝てれば最高の状態でシーズン終盤へ向かうことができる」と説く。
群馬の勢いと強さは本物か。クラブの新たな歴史を切り開く一戦だ。(藺藤 心)
■FC岐阜
最下位を脱出するための大一番
雷雨により順延となっていた未消化分のこの試合。岐阜にとっては引き分け以上で最下位を脱出できる大一番だが、これもひとえに前節がつなげた結果だ。プレッシャーがのし掛かる中、20位・栃木との直接対決(1○0)を制した意味は決して小さくない。もちろん「ここで喜んでる場合じゃない」とラモス監督。ここ数試合は相手以上の決定機を作りながら決め切れず、自力での得点が5試合ない状況(オウンゴールで3得点)だけに、粘り強さの継続と決め切る力が求められる。中2日の今節は2選手が出場停止となるが、もともと栃木戦に20人を帯同させている岐阜。移動の負担を避け、そのまま群馬に入って調整を続けている。 指揮官は「2、3連勝があればこのチームはなかなか負けなくなる」と言い続けてきた。上に食らい付くため、波に乗るため、見据えるモノは勝利のみ。(村本 裕太)