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J1リーグ 第9節
8/29(土) 18:30 @ 日産ス

横浜FM
4
2 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
浦和

Column 試合後コラム

[浦和]気持ちが良いぐらいの完敗

2015/8/31 15:53

 4失点かつ無得点での敗戦。4失点差以上での敗戦は13年のJ1第16節・川崎F戦(0●4)以来2年ぶり、12年のJ1第26節・G大阪戦(0●5)を加えて現体制ではこれまで2度あったが、当時はある意味で大勝の魅力と同時に大敗の危うさも秘めたチームだった。守備が改善された昨季以降、さらに言えば1stステージを無敗で制し、3連勝中だったこのタイミングでこの大敗は衝撃的だった。

 ただ、衝撃的だったのはあくまで戦前の予想に基付けばであり、実際にピッチで展開された内容を見れば結果は妥当だった。戦前から柏木が危惧していたとおり、[4-2-3-1]の相手に対して人数が合わず、現在の浦和の生命線の一つである前線からのプレスがハマらなかった。攻撃でも横浜FMのボランチが浦和のシャドーを見ることがあったにせよ、基本的に4バックでスライドしながら守る横浜FMのディフェンスラインのスペースをうまく使えない。浦和としては珍しいほど主導権をまったく握れなかった。

 後半は宇賀神に代え、ズラタンを投入して2トップ2シャドーの[3-1-4-2]のような形に変えて攻撃に出たが、リードしているチームが守り、リードされているチームが攻めるのは当然のこと。前半よりも攻撃に出る回数は増えたが、結局1点も奪うことはできなかった。逆に守備のバランスを崩したぶん、カウンターやセットプレーから失点を重ね、2年ぶりの0-4というスコアで敗れた。

 ただ、考え方によっては悔やむこともない、悔やみようがない敗戦でもあった。柏木は「逆に気持ち良い」という表現をしたが、誤解を恐れずに言えば今回は相手が素晴らしかった。もちろん敗れたことに原因はあるが、「負けは負けとして認めて、その反省を生かし、切り替えて次につなげていく」(ペトロヴィッチ監督)ことが最も重要だろう。西川は「落ち込む時間が少ないチーム。それが浦和レッズの良いところ」とした。その良さを発揮できるかどうか。いずれにせよこの試合は“完敗”だった。(菊地 正典)

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