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ワールドカップ予選
9/3(木) 19:25 @ 埼玉

日本
3
1 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
カンボジア

Report マッチレポート

日本3得点。それでも完勝とは言えない内容|W杯アジア2次予選 日本代表vsカンボジア代表

2015/9/4 11:57

ミドルシュートで得点を重ねるも課題は残る


 本田圭佑の左足が火を吹き、吉田麻也が頭ではなく右足でゴールネットを揺らしてみせた。自陣に人数をかけて引いてくる相手に対して有効な、ミドルシュート。試合前の会見でヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「ミドルをどんどん打っていくように」と語っていたが、結局日本が最初に挙げた2得点はブロックディフェンスを破るこの常套手段から生まれたモノだった。

 得点者以外に長谷部誠と山口蛍の両ボランチも、果敢にペナルティーエリア外からシュートを放っていった。サイドからは武藤嘉紀や長友佑都も、中央にカットインしてから思い切りシュート。精度を欠いたモノもあったが、いずれにしても6月のシンガポール戦(0△0)では見られなかった積極的なプレー選択の数々。指揮官が「引いた相手をどう崩すか。いくつかのソリューションを持って試合に臨む」と話していたが、結果的にはこのミドルシュートが最も有効打になった。

 ただ、それもまた捉えようによっては、物悲しく映る事実であった。相手は圧倒的な格下(カンボジアはFIFAランキング180位)である。日本とは選手個々の能力もチーム力も相当な差がある。格上が格下相手に苦しむ姿は、どこの大陸での試合でも見られるが、多くは上の立場のチームが最後は結果も内容も凌駕する。ところが、この試合の日本はフリーでボールを持てるときは優位なプレーを展開したが、相手がタフに守ってくるエリアではミスが多くなった。チーム3点目は岡崎慎司の強引なシュートから、そのこぼれ球を香川真司が流し込んだが、これ以外にも前後半で相手を崩した形はいくつもあった。そこで日本の選手たちは、最後まで質の高さを見せ付けられなかった。

 相手GKを褒めるような場面はもう何度も見てきた。日本はそろそろ実力どおりの完勝を手にしないといけない。いまのままではアジアで脅威を与えられない。(西川 結城)

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