■アルビレックス新潟
「リーグ戦でも必ず結果は出るはず」(コルテース)
ナビスコカップ準々決勝でトータル5-3で浦和を撃破したあとコルテースは「チームはいま大きく成長している。リーグ戦でも必ず結果が出るはずだ」と自信に満ちあふれた表情で話した。
ナビスコカップでクラブ初の4強進出、9日の天皇杯2回戦では控え組がJ3・秋田を4-0で返り討ち。柳下監督は「選手がそれぞれの役割を果たすことでチームが一つになっている」と話すが、チームは先発、控え組を含めた競争が激化。それが進化につながっている。あとはリーグ戦で結果を残すのみだ。
リーグ再開となる今節は4連勝中の横浜FMが相手だが、恐れる必要はまったくない。堅守を誇る横浜FMに対して今季、苦しみながら築き上げてきた攻撃的なサッカーを披露するだけ。攻撃陣は、指宿、山崎を軸に、天皇杯で結果を残した田中、ラファエル・シルバが脇を固める盤石の態勢。横浜FMの守備を突き破って先手を奪えればチームの勢いが加速する。現在、年間勝ち点15位となっているが、降格ラインの16位・松本との勝ち点差は『4』。勝ち点差を広げることで降格の重圧から解放されればチームの呪縛は解かれる。「あとはリーグ戦での順位を上げていくだけ」(レオ・シルバ)。新潟の逆襲はここから始まる。(藺藤 心)
■横浜Fマリノス
4連勝の勢いで鬼門を突破へ
リーグ戦4連勝と波に乗りかけている横浜FMをアクシデントが襲った。天皇杯2回戦・M滋賀戦で主力ボランチの中町が右ひざを負傷して離脱を余儀なくされた。中盤の底のファイターとして存在感を発揮していただけに手痛いバッドニュース。ただ、エリク・モンバエルツ監督は「残念だ」と早期復帰を願いつつ、大きなマイナス材料にはならないことを強調した。「われわれには三門や喜田、兵藤といったポリバレントな選手が複数いる。それにこれまで何試合も続けて同じメンバーで戦うことはなかった。だからチームに何か影響が出ることはない」。三門と喜田がダブルボランチを組み、ベンチには兵藤が戻ってくる。トップ下に入るのはもちろん中村だ。
チームの総合力を問われると同時に完成度も求められる時期である。シーズンの約4分の3が終了し、これからチームスタイルが大きく変わることはない。異なるメンバーでチーム力を維持しながら「とにかく結果を求められる」(三門)。幸いなことに中村や齋藤といった攻撃陣は好調で、2試合連続でゴールが生まれているセットプレーも期待できる。07年を最後に勝利のないアウェイ・新潟戦で勝ち点3を積み上げることができれば、横浜FMはさらに前進する。(藤井 雅彦)