■横浜FC
中田 仁司監督
選手の頭の中をクリアにして臨んだだけ
「(戦術的にはミロシュ・ルス前監督のやり方を踏襲した?)私の考えるサッカーがあって、それを押し通すには、1週間では時間が足りない。ルス前監督が、連敗を脱出するには自分の首を代えて次に臨まないと勝利はないという判断をして辞任した。先ほど選手にも言ったが、ルス前監督の大きな決断をわれわれは無にしてはいけない。それを結果で残すには勝利しかないと。私もこの1月からルス前監督とやってきた。新しいスパイスとしては、シンプルにということで選手の頭の中をクリアにして臨んだだけ。(2列目がダイアゴナルに走って裏を狙っていたのも、監督の言う『スパイス』の部分?)小池はスピードがあるし、パワーも機動力もある。僕が加えたスパイスは、彼にシンプルに、頭をスッキリさせて、『裏を狙っていきなさい、ゴールへ向かえるならシュートを打っていけ』と。たったそれだけ。選手がそこにシンプルにボールを出してくれた。彼もそこに何度も突っ込んでくれた。その結果だと思う」
MF 10 寺田 紳一
相手の裏を簡単に突けてリズムをつかめた
「良かった。めっちゃうれしい。(裏狙いが効いていた?)今週の練習から、やり切ろうとチーム全体でやっていた。ああやって相手の裏を簡単に突けて、エーコ(小池)やワンちゃん(松下)が走ってくれて、それでリズムをつかめたところがある。珍しく最終ラインからのボールも良かった(笑)。これからも続けていければ」
■ツエーゲン金沢
森下 仁之監督
少し攻め急いでしまった
「相手は連敗中ということで、やりにくさはあった。監督が交代して、メンタル的には新たなモチベーションでくることも予測していた。システムを変えて、中盤の寺田のところでボールを出し入れしながら攻撃してくると思ったが、特にわれわれの右サイドから背後を狙われた。ウチの守備陣の特長を把握していたというより、リスクを回避しての攻撃だった。失点は二つとも大久保の高さにやられた。2失点目はもうちょっと良い準備の中で競れれば防げたと思う。われわれの攻撃も、相手に付き合ったというか、圧力に押されたのか、少し縦に急ぎ過ぎた。チームとしての狙いはもちろんあったが、少し攻め急いだ感じがあった。後半は自分たちのポジショニングを少し前がかりにして、高い位置を取りながら攻撃面でも圧力を掛けた。多少リスクを伴って、カウンターも受けたが、何とか点を返そうと選手たちは試みてくれた。自分たちは勝てていないゲームが続いているが、キャンプから予想できていたことなので、日程も詰まっているし、次に向けてしっかり準備して戦いたい」
DF 5 太田 康介
もっとシュートを打たなきゃいけない
「シンプルにやってくるという(相手の)監督の発言を知っていたので、ある程度は予想していたが、そこでちょっとパワー負けしたところがある。後半はボールを持つ時間が多くて、自分たちの時間も多かったが、流れの中で点を取れず、2失点したところでゲームが苦しくなった。自分たちの時間のときにもっとゴール前の迫力や、シュートを打たなきゃいけない。そういうところを今後突き詰めていきたい」