■V・ファーレン長崎
高木 琢也監督
記憶に残るぐらいの劇的な試合だった
「振り返るのが非常に難しいゲームだった。どこからどう振り返ればいいか…。結論から言えば残念だった。僕の経験上で言えば、ドーハ(の悲劇)やジョホールバル(の歓喜)に継ぐモノ。ほぼ100%に近い内容だったし、まったく負けてはいなかった。ただ、勝ち点3が取れなかった。それが残念。記憶に残るぐらいの劇的な試合だった。ああいう形でやられるのは、スキがあったのかもしれない。ゲームが続く以上は、どうしてそうなったか、われわれのチームは何かを見つけ出さなければいけない。(前半、古部と三鬼の位置を入れ替えてリズムが出たと思うが、狙いは?)簡単に言えば、活性化をしたかった。前半は金沢の勢いで、奪ったボールを前に進められなかった。このままではいけないと思い、二人(のサイド)を逆にした。そこで二人の良さが出た。(高橋を投入したタイミングが70分だったのは?)せっかくのリスタートの場面なので、2トップにした。ちょうど良いタイミングだった。また、金沢が3バックで臨んできたのは意外だった。そこで高橋を入れてマッチアップさせた。狙ったことはできた。その矢先に得点が入ったので、すぐに元の形に変えた」
GK 1 大久保 択生
何も言えない
「(最後の最後で追い付かれてしまったが?)何も言えない。もしかしたらスキがあったのかもしれない。そういうところで失点してしまったのかも。(終わったことなので)“たられば”みたいなことは言えない。勝ちたかった。そのほかのセットプレーでは、みんながはじいたあとのボールに詰めるなど、集中できていたと思う」
■ツエーゲン金沢
森下 仁之監督
ここまでトレーニングしてきてくれた成果
「われわれは13試合勝っていないが、結果から言えば大きな勝ち点1だった。今日も最後まで戦ってくれた選手に感謝するし、また誇りに思う。今日は長崎の縦に速い背後への攻撃にどう対応しようかと考えて、最初から後ろの枚数を一つ増やして(3バックにし)、梶川、木村への対応を試みた。危ないシーンもあったが、全体的には思うように守れた。ただ、後半に良い時間もあったが、リスタートで失点したのは残念だった。そのあと、代わった選手たちが(得点を挙げた)ジャーン・モーゼルを含めて活躍してくれた。ここまでトレーニングしてきてくれた成果だと思う。残り試合の日程も苦しいが、良い準備をしていきたい。(後半に2枚同時に代えた理由は?)長崎は選手交代で2トップにしたが、得点したあとに最初の形に戻した。そこでフレッシュな選手、得点感覚のあるジャーン(・モーゼル)と、中盤で技術の高い茂木を入れた。ミドルなどを期待して、やり方を変えずにいければと。最後は、田中パウロ(淳一)を入れてシステムを変え、大きなチャンスを作れればと考えた」
DF 15 辻尾 真二
自分たちにとっては拮抗した良い試合だった
「うまくいっていない試合が続く中で、シンプルにプレーしようということをみんなで言っていた。また、守備から入ろうと。自分たちにとっては拮抗した良い試合だった。3バックは、長崎の速い攻撃を防ごうという狙いと、素早いプレスをどうはがしていくかが狙いだった。まだまだ上とも下とも勝ち点差はそんなにないので、気持ちを抜かずに、良かったときのサッカーで勝ち点を積み上げたい」