中2日のゲームでもベストメンバーをそろえた京都に対し、岡山は前節・群馬戦(3○0)から6人もの選手を入れ代えた布陣に。先発にも立ち位置の違いが見え隠れする一戦は、アウェイチームのペースで試合が進む。
開始直後から岡山がピッチを広く使った攻撃をしかけ、サイドの攻防で主導権を握る。SBが高い位置を取れない京都は、厚みのある攻撃が描けない。34分、田中奏のクロスから岡山が波状攻撃を見せるが、体を張った京都DF陣の前に先制点は奪えず。一方の京都は40分、バヤリッツァの意外性のある攻撃参加がチャンスにつながるが、伊藤のシュートはGK中林に防がれた。
60分には岡山がビッグチャンスを作る。ゴール前に飛び込んだ片山が立て続けにシュートを放つが、いずれもGK清水が見事な反応でセーブ。終盤は両者が勝ち点3への強い意志を見せ、オープンな展開となるが、京都・山瀬、岡山・片山の決定機も得点には至らず。引き分けで試合を終えることとなった。
勝ち点1ずつを分け合った結果、岡山は順位を13位に上げ、京都は19位のまま変わらず。この日は残留を争う岐阜と大分がともに勝利しており、ダメージを受けたのが京都であることは明らか。「手ごたえはつかめた」(長澤監督)。「(シーズンの)最後、やるしかない」(石丸監督)。試合後の両指揮官の表情も明暗が分かれていた。(川瀬 太補)