Match 試合速報

試合一覧

J1リーグ 第12節
9/26(土) 16:00 @ 万博

G大阪
3
2 前半 0
1 後半 1
試合終了
1

Column 試合後コラム

[柏]相手の罠にハマった太陽王

2015/9/28 16:25

 万全と思われた試合運びが34分、不本意な失点から暗転する。CKからのカウンターは「一番警戒していた」(近藤)プレーで、柏の選手はペナルティーエリア内に7人しっかり戻っていた。にもかかわらず失点を防げなかったことでチームに動揺が走る。落ち着きを取り戻せぬまま、柏は2分後にも失点を喫した。

 しかし、敗戦の理由を偶発的な流れのみに帰することはできない。ボールを持てる試合で勝てない、むしろ勝率が落ちるところに、いまの柏の苦悩がある。この試合も一見すると柏が相手を押し込んでいた。茨田は「良い形でボールを取られる攻撃をできれば良かった」と悔いる。もちろん崩し切る、シュートで終わることが最善だが、ボールの周りに良い距離感で複数が関われていればすぐ奪い返しに行ける。しかし、彼は「チェンジサイドしたときに人数をかけられず、変な取られ方をした」と指摘する。

 G大阪の最終ラインは相手に寄せず、早めに下げる傾向がある。CBとボランチのギャップは分かりやすい穴だ。エデルソンは狭いスペースでボールを受けて、動かせる選手。彼を中心に中央から崩せそうな“匂い”が漂っていた。ただ、工藤は「相手はウチが真ん中から攻めたところを引っ掛けて、カウンターを狙っていた」と振り返る。G大阪の守備陣はただはじくのでなく、しっかりボールを収めて前線に良い形で渡すことができる。加えて遠藤や今野にはあえて誘い込むような駆け引きをする老獪さがある。54分のPKにつながったプレーのように中を崩し切った場面もあるが、柏は総じてナイーブだった。

 柏はこれでリーグ戦は4戦勝ちなし。2ndステージの順位も7位に落とし、優勝争いからも大きく後退した。チームになお残る課題を突き付けられたという意味でも、苦い敗戦だった。(大島 和人)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会