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[ACL]G大阪、カギとなるのは丹羽不在の守備陣

2015/9/30 12:53


 監督不在。アウェイゴールの奪取の有無。第1戦のポイントは数多く存在するが、勝利のカギを握るのは間違いなく最終ラインの踏ん張りである。

 準々決勝第1戦・全北現代戦(0△0)では今野の不在を明神が埋め、第2戦(3○2)では宇佐美を欠いた攻撃陣が3得点。「みんなでここまで勝ち上がって来た」(岩下)のが今大会の足取りだった。

 アウェイ全勝という破天荒なスタイルで勝ち上がった08年とは異なり、アジアのレベルが底上げされているACLにおいて、決勝トーナメントは修羅場の連続だ。それだけに累積警告がかさむのは無理もなく、広州恒大との準決勝第1戦では日本代表DF丹羽を欠いて挑むことになる。

 パウリーニョを筆頭とするブラジル人トリオは、アジア最強の個の力を持つが、「ブラジル人選手に引っ張られて中国人選手も自信を持ってプレーしている」(長谷川監督)。中国代表FWのガオ・リンを含めた前線の顔ぶれは間違いなく、アジアの規格を超えている。

 柏との準々決勝第2戦(1△1)を見る限り、エウケソンは本来の鋭さを取り戻してはいないが、それでも一瞬たりとも気を抜けないアタッカーが広州恒大には存在する。「間違いなく、最終ラインの耐久力が不可欠」と岩下が語るように、丹羽を欠く守備陣がどこまで相手の圧力に耐え切れるかが、G大阪の明暗を左右する。

 J1・2nd第11節・松本戦(1△1)ではACLを経験しているブラジル人FWオビナに手こずり、失点も許しているキム・ジョンヤだが、「ACLの教訓としてもファーストコンタクトに強く行きたいし、広州恒大はセカンドボールに対しても畳み掛けてくる」。個を持つFWへの対応はイメージできている。「 相手に良い選手がいるのは分かっているし、相手に不足はない」(キム・ジョンヤ)。広州の地でG大阪の守備陣が試される。(下薗 昌記)

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