次節の大宮戦へ向け、収穫も課題も見えた。
ポジティブな点は攻撃面。前節・群馬戦(3○2)と今節は大黒柱のジェイを右足の内転筋痛で欠く中、2試合連続3得点と結果を残した。
ジェイ不在の前線で、存在感を見せたのは代役の森島。結果的には2試合で無得点だが、正確なポストプレーと献身的な守備でリズムを作った。今節は前半の決定機を決め切れず、「(ラストパスを出した)(小林)祐希に申し訳ない」と悔やんだが、攻守両面で見れば、貢献度は高かった。また、アダイウトンに14試合ぶりのゴールが生まれた点も明るい材料である。
しかし、守備面は2試合連続2失点と課題を残した。内容も前節とほぼ同じ。前半と後半で波があった。前半はほぼパーフェクト。最終ラインを高い位置に設定し、連動したプレッシングで北九州の攻撃をシュート1本に封じた。しかし、後半は要所でボールアプローチが緩くなった。「足が止まった感もあるし、そこは課題」と名波監督。
前述したとおり、2試合連続でジェイを欠いた中、攻撃陣が結果を残したことは大きい。ただし、気になる点もある。今節終了時点での総得点は大宮の『59』に次ぎ、リーグ2位の『55』。しかし、総失点は大宮の『23』を大きく上回る『37』(※リーグ13位タイ)である。このバランスが首位との大一番で、どう出るか。 次節、大宮との直接対決。チームの“現在地”を知る、絶好の機会となる。(南間 健治)