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J1リーグ 第13節
10/3(土) 16:00 @ 埼玉

浦和
1
1 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
鳥栖

Preview 試合プレビュー

手綱を締め直し、浦和は鳥栖を迎え撃つ

2015/10/2 16:02

■浦和レッズ
緩みは禁物。昨季までとは違う姿を見せる
 1日の練習のことだ。給水を終えた選手たちがピッチに散らばろうとすると、ペトロヴィッチ監督が何かを話し、そのまま練習が終わった。通常、3本行うゲームは2本目が終わったところ。もちろん2本目が終わったところで終了の予定がうまく伝わっていないことも考えられた。実際のところはどうなのか。柏木の答えは、「切り上げたんだと思う」。
 前節の鹿島戦(2◯1)は内容で相手に圧倒されながらも我慢強く戦って勝利。苦しみながらも上位対決を制したことで達成感のようなモノがあったのかもしれない。この日の練習はどこか集中し切れていないような、フワッとした雰囲気のままで進んでいた。柏木が「監督が怒るのは目に見えていた」と言えば、梅崎は「怒るよね、あのプレー内容じゃ。当然だと思う」と認める。選手たちも自覚していた。
 鳥栖戦に向けてチーム状態をどう持っていくか。ポジティブに捉えるならば、練習で気付けたことで手綱を締め直すことができる。いや、そうしなければならないだろう。鳥栖は毎年のように終盤にアウェイで戦い、勝ち点を落とし続けた相手。それが今回は時期としてもやや早い上、ホームで戦えることは、関根が「ホームでやれるだけでこんなに違うんだ」と感じているように、紛れもなくポジティブなこと。ただ、それが緩みにつながるようであれば、望む結果を出せるはずはない。それは「アグレッシブでハードワークしてくる」(梅崎)、「粘り強く戦う」(那須)鳥栖が相手であればなおさらのことだろう。
 チャンピオンシップ出場権は得ているが、2ndステージ優勝、そして年間順位1位に向けて負けられない試合が続くことは変わらない。残り5試合、そして鳥栖を相手に昨季までとは違う姿を見せなければならない。「非常に重要な試合」(梅崎)だ。(菊地 正典)

■サガン鳥栖
無失点を継続し、相手が出てくる状況に持ち込む
 年間首位に立つ浦和が相手。そして、J屈指のアウェイの雰囲気が漂う埼スタでの試合。鳥栖は勝ち点1を守りながら虎視眈々と勝ち点3への転化を狙う。前節、「負けるような試合ではなかった」(高橋)ものの甲府に敗れ(0●1)、年間14位に転落した。この現状を踏まえ、浦和との力関係は素直に受け入れる必要があるだろう。だからこそ藤田も「いかに無失点の時間を引っ張るかが大事になる」と考えている。守備意識を高く持ち、試合に入る必要がある。多少、重心が後ろに重い戦いになっても「前々節の広島戦(0△0)のように守備がベースになる。ただ、弱気なわけではなく守備から入るのが鳥栖の良さ」(谷口)と2試合前にその時点で年間首位だった広島を完封したように、ただ引くのではなく、ブロックを形成し入ってきたところで強く行くという鳥栖の守備で、リズムを作っていきたいところだ。
 まずはその戦い方をベースに勝ち点1を確保することを意識したい。そして、勝ち点3への転化のカギはセットプレーとカウンターだ。「相手は優勝争いをしていて、ウチから勝ち点3を取るのがノルマだと思う。焦れてくればこっちのペースになる」と藤田も無失点の時間を長くし、相手が前に出てくる状況に持ち込むことを目論んでいる。現状の力関係を考慮すれば極めて妥当な狙いだ。あとは「攻撃ではカウンターが多くなる。どれだけ勢いを持っていけるか」と高橋が言うように、鳥栖の持ち味であるカウンターでどれだけの精度を維持できるか。また、押し切ってセットプレーを奪えるかが攻撃での大きなカギになる。
 最低でも前半は無失点で折り返すことが勝ち点獲得の絶対条件だ。最大目標は残留。勝ち点1を確保できる状況を守りつつ、勝ち点3を奪うスキを狙う。その意思統一だけは全体でしっかり図っておきたい。(杉山 文宣)

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