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J1リーグ 第13節
10/3(土) 19:00 @ 三協F柏

3
2 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
名古屋

Report マッチレポート

“前への意識”を見せた太陽王。暗雲を振り払う快勝劇

2015/10/5 13:46

動きの量とバリエーションが好循環を生む
 ナビスコカップ、ACLの敗退が決まり、リーグ戦も4戦勝ちなし。2ndステージ首位・広島との勝ち点差も『8』まで開いていた。柏をそんな下降線から救ったのはエースの2発だった。
 工藤が「今日は非常に気持ち良く相手との駆け引きができた」と振り返る理由は、本職のセンターFWでプレーできたからだけではないだろう。試合を活性化させた大きな理由が、攻守両面で選手たちが見せた前への意識だ。大谷は「相手ボールになったときも簡単に引かず、駆け引きをしながらプレーした」と守備の狙いを説明する。一歩でも詰める、相手に寄せることで、ドリブルやロングボールで危険な位置に運ばれる回数を減らしていた。
 攻撃ではスペースへの動きを増やす、前向きの選手を使う狙いが奏功した。大谷は「裏があることで(手前にパスを)引き出しに来る選手がフリーになることがある。工藤、タケ(武富)が裏を狙ってくれていたことで(小林)祐介や自分が間で受けられた」と前線に生まれた好循環を説明する。良い位置、良いアングルで選手がボールを持てれば、自然と良いスペースに流し込まれるボールも増える。
 1点目のアシストをした大谷が「自分が前を向ける状況を予測して、工藤がCBと駆け引きをして後ろに入ってくれた」と説明するように、そこから先は個の領域だ。ただこの試合の柏は、工藤が駆け引きを“楽しめる”形をいくつも作っていた。
 動きの量とバリエーションを増やしたことで、攻撃の好循環が生まれ、個の持ち味も引き出された。ちょっとした思い切りを取り戻すことで、暗雲を振り払うことに成功した、太陽王の快勝だった。

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