Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第36節
10/10(土) 13:00 @ 栃木グ

栃木
1
1 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
大分

Preview 試合プレビュー

残留への大一番。だからこそ逃げるな

2015/10/9 11:18

■栃木SC
苦しいときにどれだけ上を向けるかが問われる
 ビッグチャンスをモノにできずとも下を向くな。逆に先制されても下を向くな。そんなもんこれまでどおりだろ。ビビるな。開き直ってしまえ――。それがチームを見守る者たちの切実なる声だ。直近の2戦、栃木は守備重視の5バックで挑みながらも先制点を奪われた直後にトーンダウン、パスミスなどで自滅して数十分を無駄にする課題を露呈した。ベテランの山形が「苦しいときにどれだけの選手が上を向けるか」と自覚する課題をまず全選手が強く自覚してこの大一番に臨むべきだ。ただ、前向きな材料もある。この2戦、失点後しばらくしてからの開き直ったような前重心の攻撃は迫力もスピードも十分。前節、金沢相手に2点差を追い付いた(2△2)手ごたえと自信が選手たちにはある。その勢いを今節にどう出せるかだろうが、それでも「まずは(失点)ゼロから」(菅)が現状のチームの既定路線。後ろが4枚か5枚かは分からないが、本間不在の中、チームとして攻守のバランスをどううまく保てるかも勝ち点を左右するカギを握る。
 栃木にとって勝てば順位が逆転し、負ければ残留に黄信号が灯る大一番。泥臭く激しい戦いになるのは間違いないが、然るべきタイミングで取るべきリスクを取り、鮮やかに勝ち点3をもぎ取りたい。(鈴木 康浩)

■大分トリニータ
戦い切れ。クラブの命運をも左右しかねない一戦
 この時期に大分がこんな順位にいるなど、開幕前に誰が予想しただろう。シーズン序盤から勝ちあぐね、6月には監督交代。以降もなかなか勝ち点を積み上げられず、下位に沈んだままでここまで来た。
 要因はいくつも考えられるが、中でも顕著なのが得点力不足だ。狙いどおりの攻撃で相手を圧倒しても、最後の精度や強度が足りず勝機を逃し続けた。
 今節も、栃木の堅守をいかにこじ開けるかが最重要課題となる。先制した試合は7勝4分2敗の大分が、栃木の追撃を振り切って勝ち点3を得るためには、早い時間帯に複数得点を挙げることが望ましい。ゴールという結果が求められる状況で、荒田の移籍後初の先発出場もありそうだ。8月の移籍加入以来、好調にもかかわらず、ほとんど出場機会を与えられずに、もどかしさをかみ殺しながらチームの苦境を見守ってきた。いまこそ、この経験豊富なストライカーのゴールへの執着心あらわなプレーに期待したい。
 選手個々の力量からしても、決してこの順位に甘んじるレベルではない。状況ごとの“最適解”を導き出せなかった采配も、ここまでの不振を招いてきた。クラブの命運をも左右しかねない大一番。チームのポテンシャルを存分に引き出して戦えるか。(ひぐらし ひなつ)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会