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J2リーグ 第36節
10/10(土) 16:00 @ ベススタ

福岡
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
千葉

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自動昇格へ――。ブレない福岡が千葉を迎え撃つ

2015/10/9 11:26

■アビスパ福岡
積み重ねてきたことで得た自信。自分たちの土俵でライバルを倒す
 前節、C大阪に勝利を収め(1○0)、ついに3位に浮上。自動昇格圏との勝ち点差も『4』に縮め、いよいよ自動昇格も射程圏内に捉えた。しかし、「自信を持ってやれていると思うが、それ以上にみんながもっとやらないといけないという気持ちでやっている」と城後が言うようにチームに浮かれる気配はない。不用意につないで相手に引っ掛けられてカウンターから失点を招く。そういったリスクを回避するためにシンプルに蹴る形を取るのが福岡のスタイル。ただ、それが選手たちの向上心をくすぐり、慢心が生じることを防いでいる。「蹴ってばかりじゃなく落ち着けるところでは落ち着けるようになっていかないといけない」と中村北が言うように、蹴ってばかりではダメだということも選手たちは理解している。だからこそ、結果が出ても満足はしない。このメンタルバランスにより、結果は出ているが満足はできないという不思議な好循環が生まれているのがいまの福岡だ。
 3位に浮上し、今節対戦する千葉に追われる立場になったが、そのことが福岡に影響を及ぼすことは皆無だろう。常に一定の、徹底したスタイルを貫いてきたからだ。前半を無失点で折り返し、後半に得点を挙げて勝ち切る。そうやって積み重ねてきた自信が福岡にはある。どんな内容であれ、前半を無失点で折り返しさえすれば自分たちのペースだと思える流れを有しているのは福岡の大きな強みだ。中村北は「(J1昇格)プレーオフでの戦いも見据えながらいろいろとやっているのかなという感じがする」と前回対戦(第18節・2△2)以降、千葉に変化が生まれているのを感じ取っている様子。千葉は厄介な相手だが堅さ勝負なら福岡も望むところ。自分たちの土俵で「ライバルを蹴落さなければならない」(末吉)。(杉山 文宣)

■ジェフユナイテッド千葉
失点をゼロに抑えるポイントは、セカンドボールを拾えるかどうか
 前節の愛媛戦(1○0)は追加点こそ奪えなかったが、攻守が一体となり勝ち点3を手に入れた。「前節の勝利で(J1昇格)プレーオフ圏外からプレーオフ圏内へと入ってきたので、のし上がっていくしかない」と関塚監督が話すように、千葉は5位に浮上したとはいえ現状に満足はしていない。5位から8位の中に勝ち点差1で4チームがひしめき合っている混戦を抜け出すべく、約4カ月ぶりの連勝をつかみたい。
 その中で今節の相手である福岡は、直近11試合でわずかに4失点という守備の強度を誇っている。千葉は得点力不足が悩みなだけに、複数得点を期待するのは難しいだろう。となると、勝利のためには、いかに失点しないかがカギになる。
 フィジカルに秀でたウェリントンを最前線に置く福岡は、シンプルにロングボールを使う攻撃が多い。「昨年は湘南にいたので対戦経験があるが、強くて良い選手だった。走れて守備も頑張れるし、ボールをキープしてシュートもあるけど、良いパスも出せる」と、キム・ヒョヌンもJ2屈指のフィジカルモンスターに警戒を強める。千葉は単純なパワー勝負で勝機を見いだすよりも、セカンドボールの奪取率を上げることに注力すべきだろう。
 前回の対戦(第18節・2△2)でも、こぼれ球から金森にゴールを奪われている。この失点が結果として相手を勢い付かせ、同点に追い付かれる要因となった。「福岡の場合はかなりロングボールを蹴ってくると思うので、セカンドボールを拾えるかどうかで試合の展開が変わる」という佐藤勇の言葉どおり、指揮官はシステム変更も含めて策を練っている。ただ、前節同様に出足の鋭さを見せることができれば、恐れるに足らない。勇敢に立ち向かうことが勝ち点3への最短距離になるはずだ。(松尾 祐希)

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