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J2リーグ 第36節
10/10(土) 16:00 @ ベススタ

福岡
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
千葉

Column 試合後コラム

[千葉]相手の長所を消すはずが…。疑問が残る“3バック”采配

2015/10/14 15:34

 相手をリスペクトし過ぎるあまり、千葉は自分たちの長所を見失った。1カ月ほど前から準備はしていたというが、「ウェリントン、あるいは右サイドの城後の高さ」を警戒し、関塚監督はこの試合で3バックを採用する。しかし、成熟度の低さは否めず、結果的にウェリントンの高さを際立たせる内容となってしまった。

 3バックの中央に入ったキム・ヒョヌンはストッパータイプでラインでの駆け引きには長けていなかった。また、左右のCBに入った栗山、大岩も押し上げの意識に乏しく、「後ろを押し上げてほしかった」と佐藤勇が言うように、最終ラインは深く、簡単にウェリントンをペナルティーエリア内まで引き込んでしまう。結果的にそこから失点を招いてしまった。また、攻撃でも最終ラインが深いため、ウイングバックも下がらざるを得なくなり、「ボールを奪う位置が低く」(佐藤勇)、2トップが孤立してしまった。「出来は良くなかった」と松田が素直に認めたように、3バックに変更したメリットは見られず。前節・愛媛戦(1◯0)を4バックで勝利していただけに、3バックの構成、富澤のアンカー起用、ウイングバックの人選など含め、変更によるチグハグが目立つ試合内容で、大いに疑問の残る采配となった。

 千葉のストロングポイントは何なのか。「蹴らなくても良かったと思うし、何で相手と同じサッカーをしたのか」と、松田は相手に合わせるまま自分たちの形を見いだせなかった試合内容を悔いた。相手のストロングポイントを消す策だったはずが、結果的には自分たちのストロングポイントを見失う結果となってしまった。「決定力の差が勝敗を分けた」(関塚監督)のも確かだが、この試合に向けたアプローチという点でも千葉はあまりに消極的だった。(杉山 文宣)

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