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代表国際親善試合
10/13(火) 22:30 @ アザディ

イラン
1
1 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
日本

Column 試合後コラム

ハリル・テスト。アピールに成功したのは

2015/10/16 10:24

 試合前日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「(イラン戦はシリア戦から)50%の選手の入れ替えがあると思っていただきたい」と明言していた。その言葉どおり、先発メンバーはフィールドプレーヤー10人中5人が変更。さらに交代枠も国際Aマッチ規定最大の6人に設定され、あらためてイラン戦は多くの戦力のテストにも使われることになった。

 先発組でアピールに成功したのは武藤嘉紀。序盤こそ前線で浮遊する時間があったが、徐々にスペースを突く動きと持ち前のフィジカルの強さでイランDFに競り勝つ場面を作った。貴重なゴールを含め、1トップ起用で結果を残したところもポイントは高い。

 左SBに入った米倉恒貴も、武藤同様早い時間帯は「雰囲気に呑まれていた」(米倉)。ただ、ハーフタイムに監督に修正を加えられると、後半は相手との間合いを詰めたタフな守備で存在感を発揮。今回は見せ場がなかった得意の攻撃面で次回はアピールしたい。

 一方、宇佐美貴史と柴崎岳は大きなアピールには至らなかった。ボールロストが多かった宇佐美は敵の圧力の前に沈黙。柴崎もタイミングの良い裏へのパスは狙ったがいずれも通らず。思ったよりもボールに関与する場面も少なかった。

 後半から投入された清武弘嗣や原口元気は積極性が魅力的に映った。周囲との連係が合わずに空回ることもあったが、両者ともドイツでしっかりプレー機会を得ているだけあり、屈強なDFにも怖がらずに対抗する強さも見せた。

 柏木陽介は柴崎とは一転し、スペースのある状態での登場となっただけに、展開力を生かしたパスをどんどんと通していった。「レッズより代表はより縦に速い」という感触をそのままプレーでも表現し、前に効果的なボールを配給した。現在の代表にはプレーメーカータイプのMFが少ないだけに期待したい存在だ。

 試合終盤のピンチを防いだ丹羽大輝やわずか数分のプレーに終わった南野拓実は、本格的なアピールはまた次の機会になった。数多くの選手がピッチに立ったイラン戦。次の指揮官の起用法にどれだけ影響を与えるのか注目だ。(西川 結城)

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