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J1リーグ 第14節
10/17(土) 14:00 @ 万博

G大阪
2
1 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
浦和

Report マッチレポート

三冠王者、キーマンを欠くも宿敵を破る

2015/10/19 13:37

192cmの長沢が決勝点。伏兵が見事に仕事を果たす


 肉を切らせて骨を断つ――。

 長谷川ガンバの真骨頂を見るような一戦だった。「失点した終盤を除けば、85分間は試合をコントロールしていた」と丹羽は強がったものの、両チームのシュート数が試合の様相を的確に物語る。

 G大阪はパトリックと倉田を出場停止で欠き、岩下をACLに向けて温存。攻守のキーマンを欠いて大一番に臨んだが、大阪の雄にはこの男がいた。この日、J1通算500試合出場の偉業を達成した背番号7が7分、阿部浩之のクロスに飛び込む動きを見せてGK西川を幻惑。貴重な先制点を陰から演出する。「良い時間に先制し、若干(自分たちの)ラインが下がった」(長谷川監督)。すると、追う展開になった浦和が遅まきながら本来の攻撃を見せ、試合の主導権を取り戻す。49分にはセットプレーからのチャンス。しかし、GK東口が奇跡的な反応を見せてボールはクロスバーを直撃。昨季のアウェイ浦和戦(第32節・2○0)でも0-0の拮抗時に好守を見せた東口が、この日も勝利への流れを呼び込んだ。G大阪は前からの守備が機能せず、前線でも収まらない展開が続いていたため、56分に長沢を投入。すると、この192cmの長身を遠藤が巧みに用いる。59分、阿部浩之が得たFKから「触らなくても入るボール」(遠藤)を蹴り込むと、長沢が頭でかすめ、2点目を奪い取った。

 昨季のアウェイ浦和戦では、途中交代させたパトリックと宇佐美が不在の試合終盤、“伏兵”佐藤(現徳島)が貴重な先制点を叩き出したが、この日も浦和に痛恨の一撃を与えたのは、7月に移籍後、思うように出番を得られず無得点だった長沢だった。「自分を信じてこられたので、こういう結果を残せた」(長沢)。91分には浦和に1点を許したものの、攻守のキーマンを欠きながら宿敵に見事勝利。あらためて三冠王者の地力を見せ付けた。(下薗 昌記)

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