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J1リーグ 第15節
10/24(土) 14:00 @ 味スタ

FC東京
3
1 前半 3
2 後半 1
試合終了
4
浦和

Preview 試合プレビュー

勝負のラスト3。カギを握るのは若き力

2015/10/22 21:43

■FC東京
もう負けられない。左ひざ負傷の森重も強行出場
 前節の湘南戦の敗戦(1●2)が手痛い結果であったことは、選手の誰もが深く理解している。「負けてはいけない試合だった」(太田)。年間順位を見ると、4位のG大阪が勝ち点差2で再び迫ってきている。チャンピオンシップ出場に向けて、もう星を落とせない。そんな空気が、FC東京のチーム中には流れている。
 この重要なタイミングで対戦する相手が、浦和である。1stステージでは首位攻防戦として注目を集めて行われた一戦となったが、結果は敵地・埼玉スタジアムで1-4の大敗を喫した。それだけではない。過去10年間の成績を紐解いても、FC東京の1勝5分11敗と圧倒的に不利な数字が刻まれている。唯一の1勝は、13年のJ1第25節に国立競技場で行われたホームゲーム(3○2)。つまり、FC東京はこの10年で、味の素スタジアムで一度も浦和に勝利できていない。
 気後れしているわけではないが、選手たちの浦和評は総じて高い。「前回対戦のときも感じたが、あらためて良いチームだと思う」(東)、「常に変わらないサッカーができていて、前線のクオリティーも高い」(中島)と、純粋に相手をリスペクトする言葉が並ぶ。ただ、今回は過去の数字も悪しきジンクスもすべて覆さない限り、タイトルへの道を切り開けない状況に近い。「力を振り絞って、今回は絶対に負けられない」(太田)と、当然力を込めている。
 湘南戦で左ひざを打撲した森重は「少しずつ良くなっている」と話し、マッシモ・フィッカデンティ監督も「1日、1日良くなっているということは、彼がさらに良い選手になっていくということ(笑)」とジョーク交じりのコメント。完治はできなくても、重要な一戦に出場することは濃厚だ。
 フィッカデンティ監督は浦和戦を前に、連日クラブスタッフに笑顔で話しかけるなど落ち着いた表情。「いつもどおり、最大限の準備をして臨む」。負けられないという思いをグッと胸に秘め、浦和戦に向かう。 (西川 結城)

■浦和レッズ
必要なのは“自分たちらしく戦う”こと。ポイントはビルドアップ
 原点回帰。FC東京戦は浦和にとってそう表現できる試合になるかもしれない。2nd第12節の鹿島戦はアウェイで苦しみながらも2-1で勝利し、3連勝を果たしたが、続く鳥栖戦は1-1で勝利を逃すと、前節のG大阪戦は1-2で敗戦。勝利から遠ざかっているからといって危機感を煽る必要もないが、良い状態でないことは確かだ。
 その2試合を経て再確認したことは、“自分たちらしく戦う”こと。柏木は「G大阪とか広島が優勝したのは結果、最後までブレなかったというか、やるサッカーを変えなかったからだと思う」とした上で、「自分たちがブレちゃいけない。相手どうこうよりも自分たちがどうあるべきか」と話した。
 自分たちらしい戦い。その中で一つポイントになりそうなのが、後方からのビルドアップ。そもそも浦和の武器であるはずの精度の高いビルドアップはここ数試合、影を潜めている。当然、相手の戦い方にもよるが、前からプレッシャーを掛けてくる相手に対してつながずに長いボールを蹴るシーンが目立った。G大阪戦で相手に主導権を握られた大きな要因でもあった。後方からビルドアップする上で阿部とともに最重要人物である那須は次のように話した。「チャレンジしないといけないと思う。そこでビビっていたら僕らのサッカーにならないというのは僕自身も気付かされた」。もちろん「無謀にチャレンジすることは違う」が、「自分たちが恐れてしまって、引けを取ってしまって自分たちのサッカーができないのが一番良くない」。
 当然、この試合は年間2位と3位の戦いであり、年間1位を目指す浦和にとっても負けられない。さらに2ndステージは残り3試合。「一つずつ勝ってチャンピオンシップまでつなげていく」(那須)ことも極めて重要だ。この試合で勝利することはもとより、自分たちらしい理想的な戦いで勝利できれば、先へつながっていくはずだ。(菊地 正典)

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