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J1リーグ 第15節
10/24(土) 14:00 @ サンアル

松本
1
0 前半 0
1 後半 2
試合終了
2
鳥栖

Preview 試合プレビュー

松本の2015年は、まだ終わっていない

2015/10/22 21:47

■松本山雅FC
似たような両者。競り合いで勝ち、サイドを生かせ
 前節・新潟戦(0●2)で、自分たちの立ち位置をあらためて思い知らされた松本。あまりにも痛い敗戦となったが、まだJ1残留の芽がついえたわけではない。神戸は横浜FMに試合終了間際に逆転負けを喫し(1●2)、14位の鳥栖も名古屋相手にスコアレスドロー。直近のライバルたちが“お付き合い”をしてくれたことで、残留の可能性は消えていない。とはいえ追い込まれた状況に変わりはなく、今節・鳥栖戦、次節・神戸戦で勝ち点6を取れないようであれば、蜘蛛の糸もぷつんと切れてしまう。
 クラブが目標に掲げる“トップ15”入りのためにも重要となる今節だが、チームの現状は決して明るいものではない。負傷により前節の出場を見合わせたキム・ボギョンは別メニュー調整が続き、さらに工藤もコンディション不良によりピッチに姿を見せていない。攻撃時に決定的な仕事をできる2選手の出場は現段階では微妙な情勢となっており、指揮官がいかなる手を打つかは見どころの一つだ。
 そのような試合において、どの部分が勝敗を分けるポイントとなるか。かつて鳥栖に所属し、両チームのことを知る鐡戸が「(両チームは)似たようなスタイル」と話すように、各種データに目を移しても松本と鳥栖は重なる部分が非常に多い。パス数や成功率、ボール支配率は低く、お世辞にも“うまいチーム”ではない。しかし、敵陣内でのプレー数や敵陣空中戦数は少なくない。つまり、長いボールで手数をかけずに前線へ運んでいるということで、競り合いやセカンドボールの拾い合いで上回りたいところ。また、松本は両サイドからのクロスも強みの一つ。どれだけサイドで起点を作れるかにも注目したい。(多岐 太宿)

■サガン鳥栖
勝てば残留確定。だが主眼は“負けないこと”
「明らかにターニングポイント」と高橋が振り返る、2nd第9節・神戸戦(1●7)での7失点を契機に、鳥栖は守備を再構築した。第10節・清水戦(0△0)以降、リーグ戦5試合で2失点と守備の安定を取り戻し、4分1敗と粘り強く勝ち点を拾っている。そして、今節松本に勝てば、4季連続でJ1残留を確定させるところまで来た。「勝って残留を決めたい」(谷口)のは本音だろうが、年間勝ち点差6で上を行く「自分たちのほうが優位な状況」(谷口)であることは間違いない。「追い込まれているのは向こうだと思う。自分たちはいつもどおりにしっかり守備から入りたい」という吉田の言葉どおり、勝ち急ぐ必要はない。
 ただし、5試合2失点と守備の安定を得た一方で、得点は5試合1得点と伸び悩んでいる。鳥栖の戦い方は、しっかりした守備による負けないサッカーをベースに、無失点の時間を長くし、相手が焦れて前に出て来る試合終盤に運動量を生かして勝ち点1を勝ち点3へ転化するチャンスをうかがうこと。ゆえに“勝てば残留”という条件に惑わされてはいけない。「勝って決めたいし、そうなるのがベストだけど、慌てずに残り3試合あることを考えてプレーしたい」と、菊地も従来どおりのスタンスを強調する。
 仮に敗れて、神戸が引き分け以上となると、15位に転落し、松本に勝ち点差3となる可能性もある。鳥栖としても決して安心できる状況ではない。残留という目標に焦点を置けば、この試合で“負けないこと”の重要性は極めて高い。上位進出がなくなったいま、J1残留は成し遂げなければならないミッションだ。神戸戦での7失点後、再構築して積み上げてきた守備への自信と負けない強さをここで見せる。(杉山 文宣)

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