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J2リーグ 第38節
10/25(日) 13:00 @ 栃木グ

栃木
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
東京V

Report マッチレポート

走る、奪う、戦う。本質を貫いた東京V

2015/10/27 19:36

苦しむ栃木を凌駕。再び吹き始めた緑の風
 栃木が準備したプランは、前から激しく奪いに行くという本来のスタイル。「ホームだし、アグレッシブに行こうと全員で確認した」(尾本)。ここまで泥沼を迷走してきた末の答えだった。だが序盤から自陣でのファウルが重なり、東京Vのプレスの速さにも気圧されて押し込まれる展開が続く。奪ったボールをサポートする動き出しに乏しく、FWが相手ディフェンスラインの背後に抜けたり、サイドチェンジのボールを交えたりして相手の目線を変えるプレーが少ないがために、「相手中盤にパスが引っかかる場面が多く、守備でコントロールされたゲームだった」(倉田監督)。
 一方の東京Vは後半になっても衰えない矢のようなプレスと、同時に横幅を使った攻撃を交えて完全に主導権を握る。「(後半は)左サイドで澤井と安在の二人がボールを持てる時間が増えたし、(右サイドでは)南が中に当ててワンツーで入って行く場面もあった。あの流れからPKを奪えたのは良かった」(中後)。「選手たちがよく相手を見ながらプレーできていた」と冨樫監督が及第点を与える流れから77分にPKを獲得すると、キッカーを志願した高木大がきっちり決めて先制に成功する。闘争心や走力といった、サッカーのベースとなる部分で栃木を上回った選手たちを、指揮官が「選手が自発的にミーティングをして一丸となって戦える土台を作った1週間。それが先週との大きな違い」と褒め称える出来で完勝した。東京Vは7試合ぶりの勝ち星を挙げてJ1昇格プレーオフ圏の6位に再浮上。昇格争いへはずみをつける貴重な一勝となった。
 一方の栃木は今節の敗戦で21位・大分との勝ち点差が『5』に広がり、残留が厳しい状況となった。(鈴木 康浩)

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