■鹿島アントラーズ
石井 正忠監督
選手が90分間足を止めずに、戦う姿勢を見せてくれた
「(就任して約3カ月。初めての決勝で優勝だった。最後の笛が鳴った瞬間の率直な気分は?)本当にうれしかったのが正直な気持ちで、試合が進むにつれて、1点を取って、また追加点、そしてさらにという、攻撃的な部分がどんどん出せたので、途中からは今日は勝てるなという気持ちになっていた。監督に就任して数カ月だけど、監督の手腕ではなく、選手の戦う気持ちが最初から出ていたと思う。これをリーグ戦でも、天皇杯でも出したかったが、それができなかったのは、僕の采配だったり指導法だったりに結び付くんじゃないかと。今日は本当に、選手が90分間足を止めずに、積極的に自分たちの戦う姿勢を見せてくれたと思っている。(監督としては初のタイトルだが、今までの現役時代やコーチ時代のタイトルの喜びと違いはあるか?)優勝というのは、どの優勝でも本当にうれしいんだなと率直に思う。立場は変わったけど、そこは僕にとってはあまり関係なく、選手のみんなが、ああやって喜んでいる笑顔とか、サポーターの人たちにあれだけ喜んでもらえる姿を見れば、どのタイトルも素晴らしい優勝だと実感する」
MF 40 小笠原 満男
全員がMVPだと思う
「(いまの年齢でのMVPというのはまた違う?)全員がMVPだと思う。選手もスタッフもサポーターも含めて。ただ、点も取ってないのに評価してくれたのは嬉しく思う。…そんなに嬉しくもないか(笑)。勝てれば何でもいい。みんなの支えがあったからだし、MVP取ったことよりも、優勝したことの方が嬉しい」
■ガンバ大阪
長谷川 健太監督
90分を通じて活路を見いだせなかった
「今日は完敗。G大阪のサポーターもたくさん応援に来てくれた決勝で、選手も最後まで戦ってくれたが、鹿島の力に圧倒された。G大阪のサポーターに勝利を、優勝をプレゼントできなかったのは悔しい結果だと思っている。鹿島のサポーターと選手、スタッフ、クラブに本当におめでとうと言いたい。本当に勝利にふさわしいゲームをしたと思っているし、90分を通じて活路を見いだせなかった。最初に言ったが、誰も負けようと思ってプレーした選手はいないと思うし、勝てなかった責任は私にある。そういう雰囲気やコンディショニングを含めて、今日の決勝を戦わせてあげられなかったことは反省をしたい。リーグ戦はまだ2試合残っているが、ACLとナビスコカップで敗退したので、ここでしっかりと切り替えて、CSに出られるかどうか、ここまでいろいろな人が支えてくれて戦ってきたので、何とか、良い形で今季を終えられように切り替えていきたい」
FW 39 宇佐美 貴史
何もさせてもらえなかった
「セットプレーからの二発でやられたが、序盤から鹿島の時間帯が続いていた中で、鹿島の勢いに押された感覚は試合を通じてあった。何もさせてもらえなかったし、決定機としてはチームとしてもなかった。負けたという感じはある。想像していた以上の、鹿島の出足とかプレッシャーがすごかった。序盤からギアが上がらなかったし、向こうのほうが出足もセカンドボールも、ファイトするところも上だった」