■東京ヴェルディ
冨樫 剛一監督
わずかな狂いがどんどん大きくなってしまった
「(磐田が24分に退場者を出して)10人になって、後半は自分たちが前半よりもっと良い入り方をしていかなければいけないという中で、失点をしてしまったのが非常に残念だった。それでも慌てないで、しっかりと90分の中でゲームをモノにしようと言っていたが、そこの1点で、わずかな狂いがどんどん大きくなってしまったのかなと。向こうはより鮮明にカウンターの図を出してきたし、自分たちもミスでボールを奪われて、相手のカウンターを受けてしまうような形になってしまったのは非常に残念。また、向こうがジェイを早くに見切って、森島に代えてきたことが、自分たちにとって苦しくなった原因かなとも思っている。(CBの田村を51分に交代させたが?)自分たちがああいう形でPKをもらい、相手に退場者が出た。(その4分後に)CBにイエローカードが出たこと(で2枚目を警戒したこと)が、まず一番最初。そして、三竿を(CBに)下げたのは、CBのファーストボールをスムーズにリズム良く攻撃に展開したかったので、(高木)善朗をボランチに入れて、球の出どころをスムーズにしたかった。だから、退場者を出して10人対10人にならないことと、ボールの動かし方の部分で代えた」
MF 11 南 秀仁
向こうは逆にやることがハッキリした
「(PKを止められた場面は)真ん中で、(GKカミンスキーの)残り足に当たってしまった。前回、PKを取ったときに(高木)大輔に譲ったので、ボールを持っていた大輔に『今日は蹴らせて』と言った。向こうは一人少なくなって、逆にやることがハッキリしたというか、ちょっと引いて、アダイウトンの推進力や森島選手が体を張って2列目が飛び出す、あとは川辺くんも前へ運ぶ力があった。でも、それを止められなかったのはウチの問題」
■ジュビロ磐田
名波 浩監督
『お前ら勇者だ』と伝えた
「(ハーフタイムに強調した部分は?)前がかりになっていこうということは変わらなかった。(前々節・)札幌戦、(前節・)熊本戦とラインコントロールが非常にスムーズだったし、それも2列目のボールアプローチが正しくて、コミュニケーションも取れていると。10人だろうが、9人だろうが、とにかくシュートに持っていかないと勝ち点は取れない。そこで常に前がかりで、ということは言った。アダイウトンには『サボりながら、前に出て行くタイミングをうかがってほしい』とずっと伝えていた。(試合後、ロッカールームで選手たちに伝えたことは?)TVのインタビューでちょっと興奮して、『オレの息子たち』ぐらいのことを言ってしまったので、まずはそれを謝罪した(笑)。あとは、『お前ら勇者だ』と。負けられない状況、3ポイント(を取る)しかない状況で、この苦しいゲーム展開の中で勝ち取ったと。ただ、もちろんまだ何も得ていないので、今後も苦しい展開が続いていくけど、総合力という意味では、今日のゲームはそれが顕著に、大勢の方々に見せることができた良いゲームだったと伝えた。(いつも以上にサポーターの声援が大きかったが?)いつもサポーターに背中を押してもらっているが、東京Vサポーターと同じぐらいの人数、それ以上の声の大きさという、特に退場者が出たあとの、後ろからの後押しは非常に力になったと思う」
MF 4 小林 祐希
アダの一発に懸けたいと思っていた
「(数的不利になってからの戦い方で意識した部分は?)個人的には、あまりアダ(アダイウトン)に守備をさせたくないと思っていた。アダの一発に懸けたいと思っていた。それと、自分がチャンスメークをしなければいけないと思っていた。(上田)康太くんと(川辺)駿が前に出過ぎると、中を空けてしまうと感じたので、そこをあまり前に出させないようにしながら外で溜めること、無理に攻めないことを意識していた」