金沢は前節の大分戦(1○0)でJ2残留を決め、今節ホームにC大阪を迎えた。[4-3-3]を採用したC大阪に対し、金沢はコンパクトなブロック組んで相手の攻撃に対応。ボールを動かしながら攻撃を試みたC大阪だが、金沢のブロック外でパスを回す時間が長く、なかなか核心を突けず攻めあぐねた。
金沢はFWで先発した田中が、食い付いてくる相手をかわして、スピードに乗ったドリブルでボールを前に運ぶ役割を担った。このようなシーンは一度や二度ではなく、C大阪の守備陣は終始田中の突破に苦しみ、破られた。
攻め切れないC大阪と、守備からリズムを作る金沢。0-0で時間が経過するにつれ、前回の対戦(第7節・金沢が2-0で勝利)を踏襲する展開になりそうな予感が漂い始めると、42分、スローインを受けた秋葉がミドルシュートを決めて金沢が先制。55分には作田が2戦連発となるヘディングシュートを決めて追加点。その直後の57分には、田中が上げたクロスのこぼれ球を星野が豪快に突き刺した。
この星野のJ初ゴールでスコアは3-0。そこからC大阪は玉田、関口を投入。散発的だった攻撃に多少連動性が生まれたものの、得点には至らず。
金沢はC大阪にダブルを達成。約5カ月ぶりとなるホームでの勝利に、サポーターは大きく湧いた。一方、完敗のC大阪は今後に向け暗雲が立ちこめた。(野中 拓也)