Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第40節
11/8(日) 16:00 @ 長良川

岐阜
0
0 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
岡山

Report マッチレポート

対照的なスコアレスドローの価値

2015/11/10 13:43

 雨の降った長良川の芝生は、大量の水を含んでいた。ボールの転がらないピッチ条件であれば、「色気を捨てて入らないと小さなミスやディテールで勝負が決まってしまう」(長澤監督)もの。両チームともにロングボールを蹴り、ハードなセカンドボール争いを繰り返し、攻守が切り変わった瞬間とセットプレーに熱く魂を込め続けた。
 ただ同時に、一つのミスも許されないこの消耗戦が、両選手のファウルとストレスを生んで変わってしまった。前半の主導権を握っていたのは岐阜だったが、42分にヘニキが2回目の警告を受けて退場。これで数的優位に立った岡山も、流れを引き寄せて始めていたところで、自ら水を差してしまう。指揮官に「ファウルにも気を付けよう」と背中を押された後半だったが、押谷が岐阜のタイトな守りにしびれを切らし、報復行為で一発退場になってしまった。
 とはいえ、30分以上も10人で戦った岐阜にしてみれば「人数の少なさを感じさせない戦いはできていた」(砂川)。リスクを冒さず、[5-3-1]の形をとるなど、J2残留に向けて“まず失点しないこと”に注力。結果として、自動降格を免れることに成功した。
 一方、数的優位の状況を生せなかった岡山は、J1昇格プレーオフ進出の可能性が消滅。過酷な条件の下、やるべきことを徹底した末のスコアレスドローだったが、その価値は分かれた。(村本 裕太)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会