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J1リーグ 第16節
11/7(土) 14:00 @ 埼玉

浦和
1
1 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
川崎F

Report マッチレポート

浦和、この勝ち点1から何を得るのか

2015/11/10 13:52

年間1位に向けて痛恨のドロー。ただ、好ゲームの中で収穫も


 見事なゲームだった。「(前々節に敗れた)G大阪戦の反省を生かして(前節の)FC東京戦に臨んで手ごたえを得たので、同じように今日も入ろうという話はしていた」と武藤が語ったように、浦和は立ち上がりから運動量、攻守の切り替え、球際の強さというチームの生命線を存分に発揮してアグレッシブなプレーを展開。セカンドボールを拾う、または奪われてもすぐさま奪い返し、完全に主導権を握った。28分に生まれたゴールはGK西川のキックをズラタンが落としたところを興梠が抜け出して決めた「僕ららしいゴールではなかった」(ズラタン)モノ。ただ、「(西川と)『もしプレッシャーのない状態だったらズラ(ズラタン)に送るよ』ということは試合の前から話していた」(ズラタン)。各々の特長を生かしたことで生まれたゴールだった。
 しかし、圧倒的に優位に立った前半にもかかわらず、追加点を奪うことはできず、前半終了間際に失点。失点シーンは中村の縦パス、大島のトラップからパスの速さ、森谷の鋭い反転からの巧みなシュートと相手が見事だったが、こうした時間帯に失点をするのはもはや浦和の“悪癖”だ。後半は運動量が落ちたことなどによって川崎Fに主導権を握られる格好となったが、圧倒した時間帯に相手を突き放せなかったことが勝ち点1という結果につながってしまった。
 浦和にとって勝ち点3が欲しい試合だったが、結果的に勝利していたとしても得失点差で年間順位の首位に立つことができなかった。そういう意味では状況に変わりはなく、「負けなかったことが(最終節に)望みをつなげてくれた」(柏木)。何より今季はリーグ戦の“先”がある。相手が川崎Fだったからこそではあるが、浦和にとってこの時期にこのゲームができたことはポジティブに捉えるべきだ。それだけの好ゲームだった。(菊地 正典)

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