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浦和、挑戦者を完膚なきまでに返り討ち/天皇杯4回戦 FC町田ゼルビア×浦和レッズ

2015/11/13 16:20



やるべきことをやった浦和。波乱を起こさせず


 終わってみれば地力の差が出た試合となった。リーグ戦から中2、3日ということもあり、大幅にメンバーを代えてきた両チーム。浦和は西川、槙野、柏木らの代表勢に加え、那須と森脇の負傷もあり、特にディフェンスラインは大幅な変更を強いられた。序盤は「町田の2トップの選手がチェイシングしてくるところで思うようなビルドアップができない状況だった」(ペトロヴィッチ監督)ため、ボールを持つ時間こそ長いものの、なかなかリズムを作れない。
 それでも30分に高木のCKから左CBに入った橋本がヘディングシュートを決めて先制すると、その2分後には橋本のクロスからトップに入った李が体を投げ出すようなボレーで追加点。さらに前半終了間際にも相手のバックパスを奪った関根がゴールを決めて突き放した。
 後半に入ると50分に平の強烈なミドルシュートで町田が1点を返すが、65分には浦和の阿部がこちらも強烈なミドルシュートを決めて再び3点差に。浦和はビルドアップ時に阿部だけでなく青木も下がって永田を含めた3枚でボールを回す形になり、中盤が空くことで中央からの崩しはあまり見られなかったが、特に右サイドのスペースを何度も突き、69分に高木、75分に興梠がゴール。さらに終了間際にも関根が自身2点目を決めた。
 浦和にとっては7-1という大勝だったが、素晴らしい試合をしたというよりは、やるべきことをやった結果だと言えるだろう。それでもメンバーが代わった中、「ブレずにやれたことが一番の勝因」(李)であり、天皇杯準々決勝進出とともにチームの良い流れを継続させられたことに価値を見いだせる勝利となった。(菊地 正典)

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