■大宮アルディージャ
渋谷 洋樹監督
大宮はビッグクラブになれるだけの素質がある
「こういう形でJ2優勝・J1昇格を手にできたことを非常にうれしく思う。今日は福岡が勝ち、磐田が引き分け、勝ったら優勝まで行けるということだった。選手たちには磐田の結果について話はしなかったが、選手たちはこの一戦に懸ける思いを出してくれた。前半のスタートから得点を取りに行くアグレッシブさが非常に高かった。1万人を超えるサポーターの方に来ていただいたし、その姿を見て、われわれも『やらなければいけない』ということで得点を取りに行っていた。ただ、残念ながら前半を0-0で終え、後半は『気を付けて入りなさい』とは言っていたが、崩されて失点してしまった。そして、セットプレーから追加点を許してしまった。もっと修正しなければいけなかった。ボールを持てる形にはなっていたので、ボールをしっかりと動かして、普通のクロスではなく、下のボールでいってくれた。そしてムルジャが決めてくれた。あの1点が選手たちに力と勇気を与えてくれて、そこからスタジアムが沸いて後押ししてくれたことが、2点目につながったと思う。最後のPKは勢いのまま点になった。選手たちは最後まであきらめなかった。良いときと悪いときがちょっとハッキリしていたという意味で、今季を象徴するゲームになったと思う。J2の非常に厳しい戦いは覚悟していたが、実際にやってみて、難しさをすごく感じた。この優勝は格別に思う。選手たちが普段から一丸となってやってくれていたことがこういう結果につながった。大宮はビッグクラブになれるだけの素質がある。サッカーの内容もそうだし、クラブ、フロントも一体となってこれからもやっていきたい」
MF 41 家長 昭博
覚悟を決めて蹴った
「優勝が決まって本当に良かったし、うれしい。いまはホッとしている。勝ったら優勝できるのは分かっていたし、みんなそういうつもりで試合に臨んでいた。一年間戦ってきて、仲間にはずっと支えてもらっていた。大宮に関わる人たちすべての思いは知っていた。(PKの瞬間を振り返ると?)蹴るしかないと思っていたし、覚悟を決めて蹴った」
■大分トリニータ
柳田 伸明監督
3点目のPKは本当に悔しい
「多くのサポーターが駆け付けて声援を送ってくださった中、選手たちはよく戦ってくれて、勝ち点3をつかみかけていたので、非常に悔しい。立ち上がりは家長選手をマークし切れず、サイドをえぐられてピンチになる場面が多かったが、そこを修正してからは守備が落ち着いてきて、こちらも(攻撃で)クロスを入れてからセカンドボールを拾って二次攻撃、三次攻撃につなげることができた。『前半にできたことを後半もやり続けよう』と言って折り返し、立ち上がりにえぐってクロスを入れたところから、運も味方して追加点を奪えた。2点目を取ってからも、選手たちは落ち着いて対応できていたが、ムルジャ選手にバイタルエリアでスキを与えてしまった。その部分では相手のほうが上回っていたのかなと。そのあともサイドを押し込まれつつ耐えていたが、右サイドを割られ、クロスを入れられて押し込まれてしまった。3点目のPKは本当に悔しい。(事実上は)これで(J2・J3)入れ替え戦に回ることになるが、その前に最終節、ホームで磐田に勝つことを目指したい」
DF 5 若狭 大志
右SBで良いプレーができた
「つらいが、この現実を受け止めなくてはならない。一年間、サポーターの方々には不甲斐ない試合を見せることが多くて、申し訳ないと思っている。(J2・J3)入れ替え戦に回ることになるが、最後こそ勝って、応援に報いなくてはならない。今日はひさびさに右SBで出場したが、手ごたえがあった。良いプレーができたし、得点もできたので、本当に勝ちたかった」