Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第41節
11/14(土) 12:00 @ ベススタ

福岡
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
愛媛

Report マッチレポート

福岡、破竹の7連勝。最終節を前に2位・磐田と勝ち点で並ぶ

2015/11/17 19:34

厚みのある攻撃から愛媛の壁を破る


 試合前、木山監督は「選手たちには前から追い過ぎないようにと伝えている」と話していた。ウェリントンという絶対的なターゲットマンを擁する福岡に対して前から追えば、全体が間延びする。さらにウェリントンはJ2で圧倒的な強さを持ち、アバウトにフィードを入れても収めてしまう。前から追っても無駄追いになる可能性は極めて高かった。しかし、引き過ぎればウェリントンをボックスの中に簡単に入れてしまうことになる。「言葉で言うのは簡単だけど」と木山監督が言うように追い過ぎず、引き過ぎず、愛媛は極めて繊細な守備を強いられることになった。
 攻撃では 「(福岡の)バックラインの裏のところに自分たちにとってはチャンスがある」と藤田が話すように狙いを絞った。ウイングバックがボールを持つと1トップの瀬沼へ斜めのクサビを入れ、フリックし、2列目が飛び出す。オフサイドを狙い、足を止める福岡の最終ラインの悪癖を突く形だ。そのとおりの形で23分に近藤貴がGKとの1対1を迎えるが中村航がこれを阻止。狙いを表現したが、ゴール前での質を見せられなかった。
 逆に福岡はゴール前の質を愛媛に見せ付ける。35分、ボランチの中原秀がサイドで亀川を追い越し、クロスを送ると酒井がすらしたボールを右ウイングバックの中村北が決め、先制点を奪う。攻撃の厚みという点で愛媛とは違う迫力を出したからこその得点だった。後半、福岡は後ろに重心を置き、愛媛の猛攻を浴びるも、落ち着いた対応でしのぐ。愛媛の攻撃を抑え、ホーム最終戦を7連勝という形で飾った。「福岡は本当に強い」と試合前に語っていた木山監督。相手に繊細な守備を強いらせることで福岡は精神的にも優位に立つことができた。それも今季の福岡が積み上げてきたモノがあったからこそ。この勝利でついに自動昇格圏の2位・磐田と勝ち点で並んだ。自動昇格の可能性を信じ、最終節は岐阜に乗り込む。(杉山 文宣)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会