互いに決め手に欠き、勝ち点1を分け合った。
2位・磐田としては勝利が欲しかったが、最低限の結果でもある。キックオフ前、福岡が愛媛に勝利。選手たちはそのことを知った上で試合に入った。「いつもより硬かった」と試合を振り返ったのは伊野波。上田も「自分たちのプレーを出せなかった」と悔やんだ。
昇格レースの独特の重圧を背負い、それに加え、横浜FCの守備網に苦戦。守備時に5バック気味になる相手を崩し切れなかった。左足の負傷で前節・長崎戦(4○2)を欠場したジェイは、この試合もベンチ外。1トップで先発した森島、途中出場の中村はいずれも相手に封じられ、チームは9試合ぶりの無得点となった。
この結果、3位・福岡に勝ち点で並ばれたが、得失点差では有利な状況。松井は「早く切り替えることが大事。勝って昇格したい」と最終節のアウェイ・大分戦を見据えた。
対する横浜FCは最後まで守備の集中を切らさず、上位対決で勝ち点1をつかんだ。中田監督は「ディフェンスラインや南がしっかり守ってくれた」と守備陣を高く評価した。また、65分に途中出場の大久保がバー直撃のシュートを打つなど惜しいシーンもあり、シュート数でも磐田を上回った。(南間 健治)