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J2リーグ 第42節
11/23(月) 14:00 @ ヨドコウ

C大阪
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
東京V

Preview 試合プレビュー

最終局面を迎えたPO進出争い。緑の準備は整った

2015/11/20 14:49

■セレッソ大阪
最終節にして“初陣”。勝って4位を手中に
 最終節にして“初陣”。前代未聞の一戦となる今節だが、C大阪にとっては最終節であっても最終戦ではない。リーグ戦終了後に控えるJ1昇格プレーオフへ向けて勢いを付けるため、今節は極めて重要な一戦となる。勝てば、プレーオフ初戦をホームで戦える4位も決めることができる。
 そんな中で起こった今回の監督交代劇だが、その効果で期待されるのが、士気の向上。直近2戦は金沢(0●3)と長崎(0●2)に完敗を喫しているだけに、まずはチームとして戦う精神を取り戻し、フレッシュなメンタルで挑む態勢を整えることが重要だ。その上で、大熊新監督は3つのポイントを挙げる。
 新指揮官が一番に訴えたのは、「球際と走力」。ここにきて失点が増えている守備の懸念もあり、「サッカーの原点、基本となる本質」をあらためてピッチに落とし込もうとしている。二つ目は「攻守におけるセットプレー」。3つ目は、「攻撃の改善」。「中に入る枚数や位置など、クロスに対する決めごとをもう少し作りたい。あとは、選手に選択肢を与えた中で、試合になれば選手自身の判断も重要」だと語る。
 立て直すポイントを明確に掲げる一方で、監督就任から試合までに与えられた時間は短い。今節は通常より1日長い準備期間があることは幸いだが、できることは限られている。その中で、「心技体を整えてチームの結束を図る」(大熊監督)。
 前節の長崎戦後、パブロは目を充血させながら、「最終節はプレーオフに自信を持って臨める試合にしたい。一人でも多くの方にスタジアムに来てもらってわれわれと戦ってほしい」と訴えた。今節はホーム最終戦でもある。試合後はセレモニーも予定されている。閉塞感を打ち破る勝利をつかみ、スタジアム全体でJ1昇格プレーオフを勝ち抜く雰囲気を作りたい。(小田 尚史)

■東京ヴェルディ
目標を超える“夢”だが、手放すつもりはない
 C大阪の監督交代を、東京V側から見てプラスの要素に捉えることは難しい。もともと不調に陥っていたチームに、さらなる下降線があるようには見えず、メンバーや戦術を事前にスカウティングすることができない。もちろん、これまでの“大熊サッカー”を元にした想定は、土肥洋一GKコーチの存在もあって、考えられるモノは多いが、可能な範囲は限られてくる。冨樫監督は「(C大阪の)分析をしている最中に、(GMの)竹本さんから監督が代わったとメールが来た。俺の6時間を返してくれ(笑)」と感想を冗談めかして語ったが、最終節に向けた事前準備には大きな影響を及ぼしているだろう。
 強いてポジティブに考えるならば、「『(C大阪が)先週はこんなだったから』という気持ちで入っていかないで、『本当に強いぞ』と思って入っていける」(冨樫監督)。これまで下位や不利な状況にあるチームに苦戦することも多かった東京Vにとって、新たなC大阪は間違いなく全力を尽くして戦わなければならない強豪である。J1昇格プレーオフ進出には“最低でも”勝たなければならない。相手は、フレッシュな状態で個々に能力の高い選手がそろうC大阪。東京Vの選手たちが、100%の力を発揮できるシチュエーションは整った。
 昨季、20位だったチームはすでに事前に掲げた9位以上という目標をクリアしている。だが、一時は3位に浮上するなど、J1 昇格という、目標を超える“夢”を選手や周囲は見てしまった。たとえすでに十分なモノを手にしていても、手に入れかけたモノが得られなければ悔いは残る。昇格への可能性を最後まで手放さないためにも、勝ち点3を追求していきたい。(石原 遼一)

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