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J1リーグ 第17節
11/22(日) 13:30 @ U等々力

川崎F
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
仙台

Report マッチレポート

試合を決めたのはやはり背番号13

2015/11/23 14:08

大久保嘉人、前人未到の3年連続得点王に輝く
 最終節での勝ち点3を目指した両軍の前半は、互いに慎重に入ろうとしたのか、静かな展開に終始する。仙台は圧力を掛け、川崎Fのビルドアップを封じようとしつつ、自陣に相手が入ってきた際にはしっかりとブロックを作って対応。対して川崎Fは高い技術力でそのプレスをいなして前線に運ぶ場面も見られるが、川崎F“らしい”ショートパスと人の動きの連動性に欠け、スピーディーに崩す場面はほぼなし。
 ハーフタイムには風間監督から「足元のパスを正確に、落ち着いて」という指示も飛んだ。そして迎えた後半、キーマンである中村と大島への圧力が一変して弱くなったことで、川崎Fが主導権を握る展開になる。前半には大島から幾度もプレスバックでボールを奪っていた金園の存在感が希薄になっていたことが、後半の状況を端的に表している。自由度が高まった中盤の底の二人から良いボールが両サイドに展開され、エウシーニョや中野、そして3バックの両翼を担う車屋と武岡も攻撃参加を見せ、危ないカウンターを受けることもなかった。得点は時間の問題かと思われたが、その期待に応えたのは、やはりこの男だった。
 80分。カウンターの形で右後方のエウシーニョからのパスを、背番号13はペナルティーエリア手前で受け、二人のDFの間を見事に取り、前を向くと右足を振り抜く。これが見事ゴール左スミに突き刺さり、22,000人以上が集まった等々力が一気に湧き上る。これが決勝点となり、川崎Fは2015年を勝利で終えた。「すごいプレッシャーがあった」と語った大久保は前人未到の3年連続得点王に輝いた。チームはまたも無冠に終わってしまった。だが、今後簡単には破られることのないであろう、そして史上初の偉大な記録達成の目撃者になれたことは、タイトルとは異なるが、大きな価値があるはずだ。(竹中 玲央奈)

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