■柏レイソル
吉田 達磨監督
1年で持ってこられると思っていたレベルには到達しそう
「(実際のチーム作りと、事前に思い描いていたイメージの違いは?)1年で持ってこられると思っていたレベルには到達しそう。オーガナイズ、ベースは崩していくためにあるモノ。ただ、崩すところには入れなかった。僕が作りたかったのはずっと続いていくモノ。崩しても、キュッと戻れるような、その考え方。それを、哲学、思想も含めて、選手たちと共有していかなければいけない。それは僕がこのクラブで指揮を執る意味だった。何が変化かと分かるようなその土台が、僕らには必要だと思う。世代交代というのは無理やり進めていくモノではなくて、若い彼らが(自力で)奪い取っていかなければ進まない。奪い取れるぞ、脅かせるんじゃないかというところまで彼らは来ていて、もうひと踏ん張り。その発展のサイクルというか、だんだん回るごとに大きくなっていくようなモノを僕が作っていく。一年だけ良かった、ちょっと勝てなくなったからすごいの(選手)を獲ってこようというのではなく、しっかりとした基盤を作っていくことに、すべてを懸けてきた。そういったモノをピッチの中で表現できるというところは、そこまできたと思う」
MF 19 中川 寛斗
(ゼロトップは)すごくやりやすかった
「ゼロトップだけど、ノーストレスだった。相手は人に来る選手が多くて、そこは僕もおいしいというか、うれしい相手だった。うまく(食い付いて)来てもらって、そのぶん空いたスペースは共有できたと思う。逆にもっと共有していれば、もっと簡単に相手の陣地に入れた。選手一人ひとりも、僕が一番前にいるというのを理解してプレーしてくれて、すごくやりやすかった」
■アルビレックス新潟
柳下 正明監督
今季は勝ち点3に値するプレーはできていた
「今日は選手の気持ちを十分に感じることができた。前半にミスが多かったのはゴールへ急ぎ過ぎたから。ただ、後半は十分に良いゲームができていた。あとは難しいパスをとおすスキルが身に付けば、どんな相手とでも戦えるようになるだろう。(新潟の)監督として最後の試合だったが、普段よりも落ち着いてゲームを見ることができた。選手の動きも十分に見られたし、私自身も落ち着いていたと思う。今季は勝ち点3を取れないゲームが多かったが、勝ち点3に値するプレーはできていた。守備に関しても、自分たちでアクションを起こしてプレーできていた。内容と結果のバランスが取れなかったことはすごく残念。残念という気持ちが強い。特に失点のところで『えっ?』というシーンが多く、自分たちのゴール前での精度がまだ足りなかった。この3年半で、アグレッシブに戦うということを言い続けて、それは身に付いたと思う。もともと粘り強さを持ったチームだったが、受け身の戦いからアクションを起こすという部分では変わってきていると感じる。新潟ではこれで終わりになるが、指導者としてはこれで終わりにしたくない。これを良い経験として次へ向かっていく」
DF 3 大井 健太郎
勝つことだけを意識して戦っていた
「アウェイにもかかわらず、多くのサポーターが来てくれていたので、勝つことだけを意識して戦っていた。柳下監督は、3年半前に降格の危機(に陥った新潟の監督)を引き受けてくれて、新潟のサッカーを確立してくれた。このベースを生かしてさらに強いチームになっていかなければいけない」