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J2リーグ 第42節
11/23(月) 14:00 @ 本城

北九州
2
1 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
長崎

Report マッチレポート

敗れた長崎。辛くもJ1昇格PO進出決定

2015/11/25 10:46

立場が逆に作用。アグレッシブな北九州と硬い長崎


 戦前は、J1昇格プレーオフの懸かる長崎と明確な目標設定が難しい北九州では、メンタル面での充実度で優る長崎が優位に試合を進めると予想されたが、実際はそれぞれの立場が逆に作用した。長崎が「全体が硬かった」(高木監督)のに対し、北九州は「非常にアグレッシブに試合に入っていけた」(柱谷監督)。そんな心理状態で、前半の主導権を握って渡の先制点につなげた北九州だったが、その展開は心理面だけではなく戦術的な部分も作用した結果だった。5試合連続得点中の好調・小松が出場停止。代役として8戦ぶりに先発した渡が3バックに対するセオリーでもあるサイドのスペースを突く動きを繰り返すと、2トップを組む原は3バックの間を走って裏を狙い続けた。異なる動きを繰り返す二人に対して風間と加藤の配球役二人もまた、バランス良く的確にパスを届け、長崎守備陣に的を絞らせなかった。
 サイドの主導権争いでも北九州の戦術が光った。長崎の攻撃に威力をもたらす岸田と古部の両ワイドの攻撃力を抑えるために北九州は「自分たちが攻撃的に出ることで相手の攻撃を抑制する」(星原)ことを選択。特に小手川と星原が縦関係にある右サイドでその傾向が顕著で、前半序盤から星原が積極的にスペースに何度も飛び出して好機を演出。この日の星原はチーム最多の原(4本)に次ぐ3本のシュートを放った。また左サイドでは井上と川島が前に出る積極的な守備を継続して岸田を見事に消した。
 後半序盤に押し込んだ長崎だか、小手川のゴールで北九州が追加点。その後の長崎の反撃は1点に留まり、北九州が順位を二つ上げてシーズンを締めくくった。一方の長崎は、敗れはしたものの、他会場の結果に助けられ、辛くもJ1昇格プレーオフ進出を決めた。(島田 徹)

EG 番記者取材速報

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