得失点で大きく差をつけているため山口が勝てば、2位・町田の結果に関係なくJ3優勝、そしてJ2昇格が決まる大一番。試合は開始早々に動いた。2分、山口はサイドの連係からDFの間を抜けた鳥取の安藤にあっさりと先制弾を許してしまう。出鼻をくじかれた山口は反撃を試みるが、なかなか決定機を作り出せない。34分に庄司のクロスを岸田が頭で押し込み、同点に追い付いたかに見えたが、これはオフサイドの判定。リードを許して前半を折り返した。しかし62分、ついに山口に得点が生まれる。黒木の右CKをまたしても岸田が頭で合わせ同点に。勢いに乗って逆転といきたい山口だったが、10分後の72分、鳥取のフェルナンジーニョに華麗なループシュートを決られ、またしてもビハインドを負ってしまう。その後は、山口が猛攻を掛けるも、ゴールが遠い。しかし、試合終了かと思われた後半ロスタイムにドラマが待っていた。交代出場したばかりの平林が、小池からのマイナスのボールを蹴り込むと、このシュートが鳥取DFに当たり、コースが変わったボールはそのままゴールに吸い込まれた。この劇的な同点弾とともに試合終了。2位・町田も長野に1-1で引き分けたため、この瞬間、山口のJ3優勝、そしてJ2昇格が決定した。